『ブラック・スキャンダル』

あらすじ

1970年代、サウスボストン。アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー（ジョニー・デップ）に、FBI捜査官のジョン・コナリー（ジョエル・エドガートン）が接触を図ってくる。彼はFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとホワイティに持ち掛け、密約を交わすことに成功。両者の連携によってイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でホワイティは絶大な権力を持つようになる。

ジョニー・デップのハゲ頭が衝撃的だったことしかほぼ記憶にない映画・・・。

ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーは実在の人物で、懸賞金が2億円もかけられるほどのワルだったらしい。人殺しは当たり前だし、保身のためなら仲間の身内だって平気で殺っちゃう。だけど彼が住んでいる街の人からは愛されてるんだよねえ。表の顔と裏の顔、うまく使い分けてる。っていうか街の人もこいつが相当なワルだっていうことは知っているはず。

幼なじみのFBI捜査官と取引して、情報を流す代わりに自分を逮捕しないという密約を交わしたことをきっかけに、その権力を増していくホワイティ。こうなったらもう歯止めが効かないんだよね。警察だって怖くないんだし。そしてFBIの方も暴走しちゃって、もう誰か止めてあげなよ状態。

で、そんなホワイティの弟は政治家のビリー（ベネディクト・カンバーバッチ）。

ジョニデとバッチさんが兄弟って・・・。似ても似つかないし。アメリカ人とイギリス人だし。

全体的に灰色なイメージだったこの映画。ジョニデにはそろそろ特殊メイクなしの役もやってほしいなと思う今日この頃。

ということで、/5
今いろいろ騒がれてるけど、ジョニーは悪くないと思う。思いたい！