『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』
あらすじ
1974年、殺人事件を起こして服役していた兄クリス(クライヴ・オーウェン)が7年ぶりに出所する。今や模範的な警察官になった弟フランク(ビリー・クラダップ)は、自分の家に兄を迎え入れ、仕事の世話をしたり、前妻(マリオン・コティヤール)との間に立ったりして兄といい関係を築こうとする。そんな最中、クリスが以前犯した犯罪が明るみとなり、職場を追われてしまう。この出来事が兄弟の関係に影を落とし・・・。
久々の掘り出し物でした。
どこかの映画館で1回だけ観た予告編の中にマリオン・コティヤールを見つけ、彼女見たさに劇場に行ったらこれが想像以上の内容でして。我ながらいいもの見つけたと思いました。
兄のクリスがどうしようもない男で、出所したらすぐ次の犯罪へと手を染めてしまう。弟のフランクはなんとなくそれに気がつきつつも、兄であるクリスを信じたい気持ちもある。そこに絡まる女たち。ミラ・クニスとかゾーイ・ザルダナも出ています。なかなか豪華キャスト。
でも全然話題になってないのはなぜー( ´△`)
なんだかんだいっても、やっぱり兄弟は兄弟なんだよなと思わせてくれます。終盤、ゆるーいカーチェイスがありまして、なんだよもっとスピード出せばいいじゃんと心の中でツッコミまくり。要は見せ所はそういうシーンじゃないんだな、と自分自身を納得させました。
クリスが常にニヤニヤしてて、なんかイヤな奴だなーって終始思わされるのですが、このニヤつきがラストにものすごい力を発揮します。もしレンタルショップで見かけた際には、ぜひ。
ということで、/5
ちょっと泣いた、かも。