二ツ星の料理人

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二ツ星の料理人

あらすじ

腕は確かなもののトラブルを起こし、キャリアを台なしにした人気シェフのアダム・ジョーンズ(ブラッドリー・クーパー)。パリの二ツ星レストランから姿を消して3年後、起死回生を狙いロンドンの友人トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに乗り込む。世界一を目指してかつての同僚ら最高のスタッフを集め、華々しく新店をオープンさせるアダムだったが、過去のトラブルの代償が立ちはだかり…。

二ツ星の料理人

観ていてとにかくお腹の空く映画です。出てくる料理が全部おいしそう。

テレビのドキュメンタリー番組なんかで、どこぞの一流シェフの密着取材をしているのを見ると、たいてい部下に怒鳴ったりお皿投げたり感情むき出しにしてる人が多い。自分が出す料理に自信を持っているからこそ常に完璧を求めてしまって、思い通りにならないとつい態度に出ちゃうんだろうなーと。

この映画のアダムもまさにそんな感じの人。私生活にもいろいろと問題アリで、トラブルを起こしてパリの二ツ星レストランから追い出されちゃった。そこからアメリカに渡ってひたすら牡蠣の殻むきをする下積み(?)を経て、今度はロンドンで新しいお店を開く。かつて迷惑をかけた仲間たちも、アダムが本気ならとまた力を貸してくれることに。さらに凄腕と評判の女性シェフの引き抜きにも成功。そこからあっという間に新レストランが開店(ここまでの展開があまりに順調で早すぎ)。

二ツ星の料理人
そんな仲間の一人のトニーは、かつてアダムがさんざん迷惑をかけたレストランのオーナーの息子。なんやかんやでアダムにうまく言いくるめられちゃって、開店に力を貸すことに。

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このトニーくんがねえ、アダムに対する感情がただの友情じゃないんだよねえ。序盤からなんとなくほのめかされてるんだけど、それが愛情だとわかった時の切ないことったら。たとえ報われなくてもいい、彼の力になれるならって、糟糠の妻か。

タイトルにもあるように、アダムはミシュランの星を何が何でも取りたい。できれば3つ。お店がオープンしてなんとか軌道に乗ってきた頃、あれ?あの人もしかしたらミシュランの調査員じゃない?みたいな人がお店にやってきて、厨房はもう大パニック。とにかく粗相のないように必死のおもてなしを開始。

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がしかーし!ここでとんでもないミスをやらかしてしまうのです。もうミシュランの星どころじゃない。アダムは失意のどん底で飲んだくれ、また自暴自棄になってお店ダメにしちゃうのかこの人は?みたいな展開。

お客さんに満足してもらえるんだったら、星なんて関係ないと思うけどねえ。まあ星がついてるから行ってみたくなるっていう気持ちもわかるけど。この後アダムは再起できるのでしょうか。それは本編でご確認ください。

わたしはもうブラッドリー・クーパーを思う存分堪能できただけで大満足でございます。

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ということで、/5
最近はイギリスのお料理もおいしくなってきたんですってよ。わたしはそんなにまずく感じたことはなかったけど(ホームステイだからかも)。

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