小さいおうち

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小さいおうち
『小さいおうち』

あらすじ

健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。昭和11年、田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は、東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。そこには主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、板倉(吉岡秀隆)という青年に時子の心が揺れていることに気付く。

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友人から鑑賞券をいただきまして、観に行ってまいりました。

なんだかとっても松たか子の所作が美しかった。これは生まれ育った環境で自然にできるものなんだろうなぁ、きっと。着物を一人で着付けるシーンとか、すごく様になっててかっこよかったです。

全般的な感想としては、キャストが『東京家族』とかぶりすぎ、というか、寅さんシリーズからかわりばえなし。この映画観終わって家に着いたらちょうど「東京家族」をテレビで放映してて、あまりの登場人物のかぶりっぷりに笑った。そういうのが好きな人にはそれでいいんだろうけど、わたしは苦手です。山田洋二とは相性悪いみたい。

そして板倉が全然かっこよくないので、なんで時子が惹かれていくのかさっぱりわかんない。髪の毛ボサボサだし、話し方もボソボソしてるし、「北の国から」の純ですよ、ほぼ。なんかこう、キャストに新風入れるとかできないもんですかねぇ(それが松さん?)。

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チラリと登場した中嶋朋子の役もほんとに必要だったのかどうか疑問。彼女を出演させるために無理やりぶっこんでみました感がどうもぬぐえないのです。

ベルリン国際映画祭で黒木華が銀熊賞を受賞したそうですが、何度見てもこの子かわいいって思えないんだよねー。『草原の椅子』の時も思ったけど、美人でもないし、どっちかっていうと・・・・・・。

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蒼井優に通じるものがあるな、なんとなく。雰囲気女優?とかそんな感じ。

ジャンルで分けると、戦争映画に入るのかな。戦闘シーンはないけれど、暗い影が全般にはびこってます。

ということで、☆3つ。

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