ゴッドファーザー

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ゴッドファーザー
『ゴッドファーザー』

あらすじ

第二次大戦終結直後のアメリカ。とある結婚式に、さまざまな男たちが集まっている。花嫁の父ビトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)は、イタリア系アメリカ人による裏組織の大ボス=ゴッドファーザーであり、彼のもとには式当日にも関わらずさまざまな相談が舞いこんでくるのであった。ある日、そのビトーが狙撃された。マフィア同士の血で血を洗う抗争が展開され、かたぎの道を歩んでいたドンの三男マイケル(アル・パチーノ)もまた、ファミリーのため、裏街道に足を踏み入れることになる・・・。

ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」を観ました@午前十時の映画祭。こんな映画がスクリーンで観られるなんて、やっぱ朝10すごい。

以下、ネタバレなし。あまりにも有名過ぎる映画ですが、実は初見でした。1972年アカデミー賞作品賞受賞作品。

マーロン・ブランドといえば、マイケルファンには「You Rock My World」に出てくるマフィアのドンとしておなじみ。


おんなじような役柄ですが、この映画はもっともっと重厚。さすが裏社会をのし上がってきただけあって、貫禄たっぷり。でも家族の前では優しい夫であり、父である。そのギャップが冒頭の結婚式のシーンでよくわかる。

ゴッドファーザー

娘の結婚式というめでたい日なのに、このドンを頼って色んな人が訪ねてくる。復習で人を殺してほしい人、お金の都合をつけてほしい人、とにかくたくさん。ドンに頼めばなんとかなるっていう、人望の表れ。結婚式の「陽」と、ドンとしての「陰」。これはフランシス・コッポラ監督が、黒澤明監督の映画の演出を採用したそうです。すげぇなクロサワ。

マーロン・ブランドはやっかいな俳優として有名で、セリフは覚えてこないわワガママ言うわで大変だったそう。この映画も20分くらい経ったところで撃たれちゃうんだけど、出番短いのに法外なギャラをもらったらしい。でも、この役は彼じゃなきゃできないと思う。なんなの、あの存在感ったら。

ドンには3人の血の繋がった息子(と養子が1人)いて、唯一かたぎの道を歩いていたのが3男のマイケル。

ゴッドファーザー

ドンも彼だけにはヤクザな世界に入ってほしくなかったのに、ドンが撃たれたことによってマイケルもまた父と同じ轍を歩んでいくことになってしまう。やっぱ親子なんだよね。父の敵は自分で討たないとっていう、マイケルの父親への愛。そしていくら望んでいなかったとしても、父と同じ血は脈々と流れているっていう、皮肉。

それにしても、アル・パチーノ若過ぎ!最初誰だかわかんなかったよ。ダスティン・ホフマンかと思っちゃった。

ゴッドファーザー

このマイケル役、最初はロバート・レッドフォードがキャスティングされていたけど、土壇場でアル・パチーノに。レッドフォードのマイケルも見てみたかったけど、あの顔じゃちょっと甘過ぎかな。

3時間という長丁場、途中ちょっと中だるみする部分もあったけど、グイグイ惹きこまれました。有名な「ゴッドファーザー 愛のテーマ」が流れてきた時にはもう、「キターッ!」って(笑)。


いいもの見せていただきました。来年のPart IIも観に行かないと。

ということで、☆5つ。
あの馬の首は、どうやら本物の馬の首を切り取ったものらしい・・・・・・・・・。

午前十時の映画祭 41/50本

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コメント

  1. ぐりぐり より:

    1 ■はじめまして
    フォントは、ゴシックとかの方が読みやすいと思います。
    このフォントも手書きみたいでかわいいですが。

  2. はな より:

    2 ■◎ぐりぐりさん
    初めまして。コメントありがとうございます。

    読みにくいとのご指摘、ありがとうございます。
    ほかにも読み込みに時間がかかるとかいろいろクレームは来ていますが、
    このフォントを変える予定はしばらくありません。

    何卒ご了承ください。

    http://ameblo.jp/flower51/

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