『ハラがコレなんで』
あらすじ
妊娠9か月の原光子(仲里依紗)。子どもの父親はアメリカ人の元カレの可能性が高いが行方知れず。お金もなく行くあてもないが、昔住んでいた長屋に行ってみることに。そこには貧乏で優し過ぎるがゆえに、パッとしない住人たちが昔と変わらず住んでいた。人のことなど構っていられないはずの光子だったが、彼らのために一肌脱ごうと決意する。
「OK、わかった、わたしがなんとかする」って、どーやってなんとかするのよ?お金も住むところもなくて、子供産めるほど世の中甘くないんだよ。このご時世だから、自分を犠牲にしてまで他人を助けましょうって?そんなアホな。自分の基盤がしっかりしてこその人助けだし、ボランティアだし。違うの?
もうすぐ産まれそうな妊婦におんぶに抱っこのまわりの大人たちもほんっとバカバカしい。
客が来なくて、ただボーっと突っ立ってるだけの中華料理屋の叔父と甥
働けよ(笑)。
だから邦画はニガテなんだよわたし、っていうのを説明するのに持ってこいな映画(笑)。監督の独りよがりでどんどん話が進んでいくような。演じてる役者もヒットすると思って演ってるの?って思うような。
ファンタジーとして見ればいいのだろうけど、なにがなんだかもう。
しかも、光子は原っぱで子供産もうとするからね、福島の。
映画が撮られたのは震災前なんでしょうけど、いくらなんでもあなた、無茶すぎ。
石井裕也監督作品は初めて観ましたが、いつもこんな感じなのでしょうか?ちょっとわたしは、ダメでした。うー。
終わったあと、友達と五右衛門でパスタ食べながら、「何が言いたかったんだろうねぇ・・・」って言葉に詰まった。そんな映画も珍しい。
ということで、☆1つ。いや、マイナスつけた(ry
予告編でちょびっと流れた「宇宙人ポール」の方がよっぽど笑えた。