猿の惑星:創世記(ジェネシス)

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猿の惑星:創世記(ジェネシス)
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

あらすじ

サンフランシスコでアルツハイマーの薬を研究しているウィル(ジェームズ・フランコ)は、チンパンジーに新薬を投与する。目覚ましい知能の伸びを見せたメスのチンパンジーがいたが、彼女は暴れだし、射殺されてしまう。妊娠していた彼女が産み落とした赤ん坊チンパンジーを育てていたウィルは、シーザーと名付けた彼に高い知能があることに気付く。ある日、アルツハイマーを患うウィルの父親が隣人ともめているのを見たシーザーは、彼を守ろうと暴れ、霊長類保護施設に入れられてしまう。

猿の惑星
なぜ猿たちが高い知能を持つことになったのか、本家「猿の惑星」へと続く、序章みたいな感じです。

以下、ネタバレあり。

人間の欲によって遺伝子を操作されたチンパンジーのシーザー。別に賢くなりたかったわけじゃない。賢く生まれてきちゃったんだもの。仕方ないじゃない。

人間に育てられ、自分も人間だと思って育ってきたシーザーは、ある日人間との「違い」に気がついてしまう。よかれと思ってやったことがやりすぎで、人間は決して入ることのない「檻」に閉じ込められてしまう。

猿の惑星

自分は支配する側じゃなくて、「支配される側」なんだ。そのことを知ってしまったシーザーは、いつしか人間に対して復讐心を持つようになってしまう。

だからって、ウィルのことを嫌いになったわけじゃない。だけどもう、ウィルのところには帰れない。同じ施設に閉じ込められていた猿たちを開放し、シーザーは仲間と共に自由を手に入れようと暴動を起こす。

猿の惑星
マルフォイがまた、いやなヤツなんだわ

シーザーは脱走してウィルの家に侵入し、自分に知能を与えてくれた薬を盗み出す。そしてそれを仲間に噴霧。すると、仲間たちはシーザーと同じ知能レベルに到達。しかしもともと知能の高かったシーザーは、たぶんレベル30くらいまでアップ(笑)。なんと言葉をしゃべり出す。

ゴールデンゲートブリッジでの死闘の末、シーザーたちは森に帰り独自の世界を造り出すのだった。みたいなお話です。

ただ、本家「猿の惑星」を観る限り、その後の猿たちはLV30以上にはいけなかったみたい。やっぱり人間には追いつけなかったんだね。

もともとアルツハイマー用に作られていた新薬がたまたまチンパンジーに作用しちゃって、すごい知能が備わってしまった。これ、もしきちんとした薬として認可されて本当に人間に使われたとしたら、どうなっちゃうんだろうね。

あと、ヒロインの女の子が「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピントだっていうのはわかったんだけど、観終わるまでウィルが「127時間」のジェームズ・フランコだって、気がつかなかったんですわたし・・・。なんで?エンドロールでも見落として、家帰ってわかった。なんだかものすごくショックだった・・・。けっこう好きなのに(爆)。ちなみに「スラムドッグ」と「127時間」の監督さんは同じ人。

猿の惑星

本家を観ていなくてもこれはこれで楽しめるけど、観ておいた方が終わった後に「なるほどねー」って納得できます。

ということで、☆3.5。
エンドロール、怖いです。パンデミック。

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