モンスター VS エイリアン

「モンスター VS エイリアン」の試写に行ってきました。『シュレック』シリーズのドリームワークス・アニメーションが、最新3D技術を駆使して製作した「モンスター・パニック・アニメーション」だって。ごめん、思いっきりみくびってました。

『モンスター VS エイリアン』

あらすじ

結婚式当日、スーザンは隕石に衝突して、突然身長が約15メートルの巨人に変身してしまう。彼女は政府によって新種のモンスターの烙印（らくいん）を押され、そのほかのはみ出し者のモンスターらとともに秘密基地に収容される。ある日、突如エイリアン・ロボットが地球に現れ攻撃を開始したため、スーザンはモンスター軍団とともに戦うよう言われるが・・・。

もう、ほんとごめんなさい。めちゃくちゃ面白かったです。「モンスター・パニック・アニメーション」ってなんだよ、って思ったんだけど、これは今でも違うと思う（笑）。言うなれば、「姿や形は違っても、友情は育めるのさ」系のほのぼのしたお話。

とにかく私のツボだったのが、アメリカ合衆国大統領。今思い出しても笑える。なぜそこでシンセサイザー？なぜパンツを着替えに？面白すぎるぜ、おっさん。

でっかくなっちゃったスーザンは、普通の人間だった時には気づかなかったことに気づかされる。私は元通りの大きさに戻るべきなの？それとも・・・・。ちょっと葛藤するんだよね。

それにしても、モンスター軍団の1人、コックローチ博士はその名の通りゴキブリと人間が合体した人なんだけど、自分で自分に「ゴキブリの半永久的生命力を身に付ける」実験をしたらゴキブリ人間になっちゃったの。よく考えると、ものすごく気持ち悪くない？人間サイズのゴキブリだよ？うげぇぇぇぇ。半魚人もムシザウルスも、よく考えればみんな気持ち悪いんだけどね･･･。

実写は字幕、アニメは吹き替えと決めている私ですが、これは字幕版も観てみたい。リース・ウィザースプーンがスーザンの声をあてているんだって。今回の吹き替えはベッキーがスーザン役だったんだけど、たぶんリースを真似たんじゃないかな、と思う。それからボブ役（青いモンスター）のバナナマン日村が見事にはまってました。ボブが日村に見えるほど。日村のために作られたキャラなんじゃないかと思うほど（爆笑）。

（予告編に耐えた）子供たちも大笑いしてたし、夏休み映画としてはピッタリだと思います。もちろん大人も十分楽しめますよ。

ってことで、☆4.5。
いやー、大統領のあのシーンだけでも、もう一度観たい。