婚前特急

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急遽3時間ほど時間を潰さなくてはならなくなり、そりゃもう映画観るしかないっしょ、ってことでその時ちょうどいい時間でかかっていたのが「婚前特急」。
気にはなっていたけど観るほどでもないかな、と思っていた映画です。実は。

婚前特急

『婚前特急』

あらすじ

24歳のOLチエ(吉高由里子)は今を楽しく生きるべく、時間を有効利用して5人の彼氏と付き合っていた。
結婚する気などさらさらないチエだったが、親友の結婚を機にたった一人の本当の相手を選ぶため、彼氏5人の査定を始める。
こうしてチエの本当の相手探しが始まったが・・・。

婚前特急

以下、ネタバレあり。
まぁ、5股ってすごいよね。わけわかんなくなりそう。1人でも手一杯なのにさ(笑)。
その5人の相手はこちら。

婚前特急
西尾みのる 33歳 食品会社の営業部長
愚痴を聞いてくれたりアドバイスをくれたりと、チエにとっての良き相談相手。バツイチ。

婚前特急出口道雄 29歳 レストアバイクショップ経営
エアガン・登山・温泉・スピーカーと色んなものにハマりやすく、凝り性だが飽きっぽい。父親は不動産会社社長。

婚前特急
三宅正良 54歳 美容室3店舗のオーナー
研修と称してチエを旅行に連れ出しているが、最近妻にチエの存在がバレてないか戦々恐々。

婚前特急
野村健二 19歳 大学生
「若くてかわいい」ことが最大にして唯一のメリット。若さゆえの暴走か、たまに自己中心的な一面も。

婚前特急
田無タクミ 26歳 パン工場の工員
ずうずうしく、いい加減なお調子者。時々意味なく鼻血を出す。

友人が結婚すると聞いたチエは、自分にもふさわしい男性を選ぶために、5人をふるいにかけていく。
そして一番最初に「いらない」と判断された田無のところへ行き、「わたしたち、別れよう」と告げる。
すると田無はこう言い放った。

「え?俺たち付き合ってないじゃん。だから別れる必要もないよね。今までどおり、体だけの関係ってことで。」

さすがのチエも、これには傷つく。で、ここからはバタバタの恋愛喜劇になっていくわけです。
結局手に入れたいのは、イケメンでも金持ちでも若さでもなく、「自分が本当に好きな人」なんだ、と。

確かに、全然興味なかったのに人のものになったとたん、急にそれが欲しくなることって、ある。
あるいは別に買えなくてもいいかぁって思ってたのに、「売り切れです」って言われたらものすごく悔しいとか。

失った時、手に入らなかった時に気がついても、遅いんだよなぁ。
相手が自分だけを見ていてくれていると思って傲慢にふるまってたのに、実はそうじゃなかった時の焦燥感。
「なんにも言わなくても、あなたはわたしのものだと思っていたのに!」っていう、後悔。
人間ちょっとだけ長く生きてくると、いろんなことがありますわな(笑)。

人間は言葉が話せるのです。「きっと言わなくてもわかるだろう」なんてことはないのです。
伝えたいことは、口に出さなくちゃダメ!きっかけの言葉は大事!!!!

それにしても、吉高由里子ちゃん、好きだなぁ。
天然ボケのようでいて、しっかりしていそうで。そして細すぎない、ちょっとムチッとした感じとか。

婚前特急

わたしが男だったら、こんな子を好きになるかも・・・と思ったりもした。タイプですw

カルタ合戦になるシーンとかかなり面白いし、なにより田無役の浜野さんがいい。
すごくダメ男を自然に演じてらっしゃる。違和感ナシ。
ちょっと気軽に映画でも観ようかなーっていう時にオススメの1本です。
そういえば、鶴瓶師匠も絶賛してたよ。

ってことで、☆3.5。
トシコ(チエの親友)みたいな友達が欲しいって、思った。

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