9回目の「レ・ミゼラブル」。満を持してのIMAXデジタルシアターでの鑑賞でした。公開当初はIMAXでの上映はない、という話だったけど、これだけロングランになるとやらないわけには、ねぇ。
でも、正直スクリーンが大きすぎました(笑)。だって想像してみて、あの巨大スクリーンいっぱいにジャベールの顔。わたしジャベールのソロは辛くて寝たもん。あんまりラッセル・クロウが好きじゃないんだよ、実は・・・。
冒頭の船のシーン、あそこの迫力はすごかった。3Dかと思うほどの水しぶき。わたしもバルジャンと一緒にロープを引っ張ってるような気分。しかし、見どころはそこくらいです。他でも観ているなら、あえてIMAXで観直す必要はありません。初めてこの映画を観る人も、IMAXはきっついんじゃないかしら(笑)。
IMAXは音がいいのがウリでもあるんだけど、それでもやっぱりシネマ・ツーのaスタジオには敵いませんでした。はっきり言っちゃうと、この映画に関しては日本国中でシネツーaスタが一番いい音のはずです。全編観なくても、オープニングのまだユニバーサルのロゴが出ている時点でそれはわかります。ハンパじゃないです。(でもIMAXでわかったのは、あのドーンっていう音がリズムを刻んでたこと。aスタじゃわからなかった。)この映画のためにわざわざ音響調整しているので、すべてがベストなバランスで鳴っています。最後の「民衆の歌」なんて、ほんとに一緒に歌いたくなるくらい、っていうかわたしも仲間の一員に成り切ってる。エンドロールの最後の最後まで、すべて聞き漏らすことが許されない。そんなことしたらもったいないんです。
残念ながら今はaスタでの上映はやっておらず、もっと小さなcスタジオでお昼1回のみの上映です。これ、友達とも飲みながら話してたんだけど、いつか上映が終わる日が来るのだろうから、せめてその最終上映日の最終回、1回だけでいいから、またaスタで上映してくれないかなぁ。やっぱり見納めはあそこでしたいよ。少なくともわたしとその友達は、何を置いても絶対観に行くのに。客2人じゃダメ?(ダメだろ)
IMAXを観に行ったはずなのに、結局aスタ賛辞で終わるってなんなの。