マラヴィータ

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 マラヴィータ

『マラヴィータ』

あらすじ

フランスのノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたアメリカ人のブレイク一家。主人のフレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は元マフィアで、FBIの証人保護プログラムを適用されているため、一家は世界中を転々としながら暮らしている。そんなある日、フレッドに恨みを持つマフィアのドンが彼らの居場所を特定し、殺し屋軍団を送り込むが・・・。

マラヴィータ

なんかもう、面白かったなぁ、っていう映画です。やさぐれたロバート・デ・ニーロが最高。

マフィアの仲間たちをFBIに売ったため、そのマフィアから命を狙われているフレッド。フレッドは偽名で、家族まるごと身分を偽って各地を転々としている。

このフレッドがとにかく命狙われてるのに危機感ゼロ、すぐブチ切れてしまうので、行く先々ですぐトラブルになっちゃう。そのたびに引越しを余儀なくされる家族。だからもうみんな慣れっこ。

キレやすいのはなにもフレッドだけじゃなくて、妻のマギー(ミシェル・ファイファー)も娘のベルも息子のウォレンも、信条は「やられたらやり返す」(笑)。

引越し先でたまたま見つけたタイプライターをいじっているうち、自称作家となったフレッドは、自分の自伝とか書き出しちゃって、あのコワモテのロバート・デ・ニーロがとにかくもうおちゃめで憎めないおじさんなんですわ。

なんとか地域社会に溶け込もうとバーベキュー開いたり、教会に懺悔しに行ったり(←懺悔しすぎてトラブルwww)。それを見守るのが、FBIのお目付け役スタンスフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)。フレッドとスタンスフィールド、このおっさん二人のやりとりがそれはもう面白かったです。

マラヴィータ

この映画を観る前に、マーティン・スコセッシの『グッドフェローズ』を観ておくことをオススメします。わたしは観てなくてかなり後悔。観てたらもっと面白かっただろうに・・・・。くぅ。

娘役のダイアナ・アグロンは、「glee」でチアガールのクインを演じてる子。あれも高校生、こっちも高校生。もう27歳なんですけどね、彼女。かわいいからいいけど。

一応マフィア映画ですので、かなり過激なドンパチもあります。そういうのが苦手な人にはオススメできないけど、実はわたしも苦手だ。でも十分楽しめたよ。

ということで、☆4つ。
「マラヴィータ」は「裏社会」って意味。そしてフレッドが飼ってるわんこの名前でもある。

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