『ザ・コール【緊急通報指令室】』

あらすじ

911緊急通報指令室のオペレーター、ジョーダン（ハル・ベリー）は、ある女性からの不法侵入者の通報が最悪な結果に終わり、自信をなくしていた。そんな折、少女ばかりをターゲットにする連続殺人鬼に拉致され、車のトランクに監禁されたケイシー（アビゲイル・ブレスリン）からのSOSを受ける。携帯電話の通話だけを頼りに、ジョーダンはこれまでの知識と経験、能力の限りを尽くして少女の救出にあたるが・・・

試写会場はなんとセコム本社。上映前に“美人すぎる防犯ジャーナリスト”による防犯講座もありました。

なんかね、これと同じような話を「奇跡体験！アンビリバボー」で観たことあるのです。
→事件は2006年に、アメリカ・テキサス州で起きた。
同じようにトランクに監禁された少女が、携帯電話で助けを求めたっていう内容。これにインスパイアされてるのかな。

時間は94分と短めながら、その間ずーっと緊迫感があってちょっときついかも。これくらいの長さにまとめてくれて助かりました。それ以上長いと耐えられなかったかもしれない。

車のトランクからかかってきた携帯電話の相手の声だけを頼りに、なんとか救い出そうとするジョーダン。過去に自分のミスで助けられなかった少女に対してのトラウマもあり、なかなかうまくいかない。でも冷静さを取り戻し、ケイシーに次々の指示を出していく姿はお見事。万が一トランクに閉じ込められた時、使えそうな知恵がいっぱいでした。そんな状況には絶対なりたくないけど。

ケイシー役のアビゲイル・ブレスリンは、なんだかかわいくなくなってきちゃった。

右の子
『リトル・ミス・サンシャイン』がピークで、『私の中のあなた』『ニューイヤーズ・イブ』と観るたびに落ちていくね・・・。『幸せのレシピ』にも出てたっけ。

実話を基にしてるっぽいので言ってしまうと、ケイシーは助かります。その助かるまでがもう、手に汗握る緊迫感。怖い怖い。そして最後に犯人に対して報復するのですが、「え、それやっちゃダメじゃない？」っていう内容です。いや、ほんとダメだと思うわあれ。後から別のフォローしたかもしれないけど。

 

ということで、☆4つ。
こんなドキドキした映画は久しぶりだったかも。