一分間だけ

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一分間だけ

あらすじ

ファッション雑誌の編集者ワンチェン(チャン・チュンニン)は、恋人(ピーター・ホー)と共にゴールデンレトリバーを飼い始める。仕事に追われる中、大切なものを見失ってしまったワンチェン。やがて恋人が去り、一人で愛犬のリラを育てる生活を重荷に感じだした頃、リラが病気になってしまい・・・。

一分間だけ

日本の小説が原作の台湾映画。試写にて。

原作を読んでないのでなんとも言えないですが、たぶん日本人を主人公にしてたらこういう映画にはならなかったんじゃないかと。もうね、びっくりするほどキツいんです、台湾の女性。台湾版『猟奇的な彼女』かっていうくらい。

仕事で出世していく自分と比べ、特に定職についているようにも思えない彼氏(でもめっちゃ優しい)が不甲斐なく思えてきて、結局2人は別れるんだけど、一緒に飼ってた犬は彼女が引き取ることになる。だけど彼女はそれまで仕事で忙しくって、全然犬の面倒なんてみてなかったんだよね。最初に犬を飼おうって言い出したのは自分なのに。そこへきて、ワンコが病気ですよ。この展開はずるい。わたし犬モノには本当に弱いんです。『犬と私の10の約束』とか『HACHI 約束の犬』とかでも号泣して、しばらく劇場から出られなかったくらい。

でもこの映画はなー・・・。犬以外のエピソードがどうもイマイチ。原作ファンは納得してるのかしら。わけのわからない日本人デザイナーとモデルの父娘が出てきて幅を利かせたり(ぜんっぜん見たことない俳優だった)、無駄に長いファッションショーのシーンだったりと、観ていて退屈する場面もいくつか。なんとなくだけど、「台湾のファッション界、今こんなに頑張ってます!」アピールに見えないこともなかった。

劇場内は泣いてる人、冷めてる人、寝てる人様々でした。いびきも聞こえてきたくらい(笑)。公開劇場もめちゃくちゃ少ないので、これを観に行く人はあんまりいないと思います。

ということで、★★★半/5
ちなみに「リラ」の発音は、「リ」じゃなくて「ラ」にアクセントだったので、これもきつく聞こえた原因だと思う。

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