『マレフィセント』
あらすじ
とある王国のプリンセス、オーロラ姫(エル・ファニング)の誕生祝賀パーティー。幸せな雰囲気があふれるその会場に、招かれざる邪悪な妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が出現する。オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけたマレフィセント。それは、なぜなのか。答えは、謎に包まれたマレフィセントの過去にあった。
TOHOシネマズ日本橋、TCX+DOLBY ATMOSにて。
わたし、「眠れる森の美女」の話の内容をあんまりよく知らなくてですね。子供の頃に絵本を読んだような記憶がうっすらあるくらいで。でもこの映画はそのリメイクとかそういうことではなく、まったく別の視点から見たものだと思って大丈夫です。だから本筋を知らなくても問題なし。
もともとマレフィセントは悪い妖精だったわけではなく、そうなったのには悲しい理由があります。たぶん女性なら共感できる部分が多少なりともあるんじゃないかな。
マレフィセントはオーロラ姫が憎くて呪いをかけたわけではなく、そうすることによって確実に苦しむであろう人間に対する報復というか復讐というか、彼女なりの嫌がらせだったんです。でもだんだん成長していくオーロラに情が移っちゃって、なんと自ら呪いを解こうとするんです。これにはびっくり。だって、自分自身で絶対解けない呪いをかけたのに。いまさらなんだよ、おいおい(笑)。
アンジーの実の娘が5歳くらいのオーロラ役で出演しています。親子共演シーンもあり。どっちかっていうとブラピ似、なのかな?
わたしはどうもエル・ファニングがかわいいと思えなくてですね。あのブタっ鼻が。声も妙に低いし。どうみたっておねえちゃんのダコタ・ファニングの方がかわいいでしょうよ。
3Dで観ましたが、画面が暗すぎてまいりました。断然2Dをオススメします。そしてこういう映画はTCXとかDOLBY ATMOSで上映する意味ないんじゃないですかね。
ということで、/5
マレフィセントの切なさに感情移入しちゃって、ちょっと泣けました。