2017年7月1日、東京・台場のアクアシティお台場にあるユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にオープンした「ScreenX」を体験してきました。
- ScreenXとは?
「ScreenX」とは、次世代型映画上映システムとして世界的に注目を集めている、3面マルチプロジェクション・映画上映システムです。正面のスクリーンに加え、両側面(壁面)にも映像が投影され、270度の視界すべてで映画を鑑賞することができ、映画の世界に自分の感覚が没入していくような臨場感を体験することができます。
「ScreenX」で上映される映画は、シーンによって正面のみに映像が投影されるシーンと、両側面に映像が投影されるシーンがあります。
左右に広がる画面は映画のシーンにさらなる抑揚と臨場感をもたらす効果を生み出し、映画自体の持つポテンシャルを最大限に表現することを可能にしました。(公式サイトより)
3面スクリーンなんてまるで想像がつかない。百聞は一見に如かずです。しかもローンチ作品が『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ときたら行かないわけにはいかない!!!(ちなみにこの時点でパイレーツは3回目の鑑賞)
お台場は職場からは割と行きやすいのですが、そこから家に帰ることを考えるとうんざりしてしまうので、なかなか足が伸びない場所でもあります。今年の2月まで存在していたTOHO系のシネマメディアージュにも行ったことなかったし。せっかくなのでちょびっと観光してみました、中国人に混ざって・・・。ほんと大陸の人しかいないよあそこ。
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場は左の建物のアクアシティお台場の1Fにあります
自由の女神って、まだいたのねー。
映画館自体まだ新しくて、とっても大きいです。全部で13スクリーンあり、4DXやデジタル3Dも導入されています。場所がちょっとわかりづらい、というかゆりかもめの台場駅からだとけっこう歩く。
チケットを発券し、いざ中へ。ScreenXは13番シアターです。
ここだけ近未来的な雰囲気。劇場に入ってみると、一見それが3面スクリーンになっているとはわからない造り。あれ、場所間違えた?と思っちゃったくらい。それもそのはず、両横のスクリーンは普段は壁のようになっていて、常にそこにも映像が映っているわけではないのです。
本編上映中も常に3面ではなく、パイレーツの場合はトータルで30分くらいが3面になっているらしい。
言葉で説明してもよくわからないので、詳しくはこちらの動画をご覧ください。
てっきりアメリカ発のシステムかと思いきや、開発したのはどうやら韓国企業らしい。言われてみれば4DXも韓国発だ(MX4Dはアメリカ)。
実際に映画を観てみた感想はですね、確かに3面になると「おぉ」って思うけど、期待してたほどの没入感は得られなかったかな・・。これは座る場所によっても見え方がだいぶ違うと思います。今後の自分のために書いておくと、座ったのはI-17。I列は我ながらベストポジションだと思ったけど、ど真ん中は16だった。ここは絶対列の真ん中の座席に座った方がいい劇場です。
3Dみたいに飛び出してくるわけではないんだけど、何か所かアトラクションに乗ったような錯覚に陥るシーンがありました。その時は場内がどよめきましたね。スクリーンの中の映像が回転しているのに、まるで自分たちが座っている座席が回転しているかのような気分になる。あれは面白かった。
映画を観るためだけにお台場に行くってことは(わたし以外は)あんまりないと思いますが、遊びに行った際はちょっと寄ってみると面白いかもしれません。メディアージュと違ってネットで座席予約ができるので便利です(ScreenXはプラス700円かかります)。
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場