【極上爆音上映日本語字幕付き】シン・ゴジラ

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シン・ゴジラ
シン・ゴジラ

あらすじ

東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。

シン・ゴジラ

話題になりましたねー、シン・ゴジラ。まだ上映してるところもある?

この映画の予告編を観た時、人々が逃げ惑う様子を一般人がスマホかなんかで撮影したブレブレの映像が流れてて、もしやブレア・ウィッチみたいな感じで話が進むのかと思ったら、ブレブレなのはそこだけであとは普通の映画でした。

日本人にはおなじみのゴジラが、最初は赤ちゃんみたいなやつからどんどん成長して形態を変えていって最後に大人ゴジラになるんだけど、その第一形態(第二かな?)がとにかくもう気持ち悪くて(笑)。なんなのあれ。血をドボドボと吹き出しながら這いずり回るベビゴジラ。キモい。

大人になりきる前に一旦東京湾へと帰っていくベビゴジラ。どうやらヤツの燃料は海底に沈んでる核燃料らしく、それが切れたから補給しに行ったらしい。でもその時点で東京はけっこうめちゃめちゃになっちゃってる。それでも日本国政府は稟議通さなきゃとかなんやらかんやらで対策が後手後手。目も当てられない。そこで長谷川博己おにいさん扮する内閣官房副長官の矢口が孤軍奮闘するわけですね。

シン・ゴジラ
当然世界各国も日本の一大事を聞きつけて応援してくれるのですが、そんな中アメリカから派遣されてきたのが日系人の米国大統領特使 カヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)。

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もちろん英語を話すんだけど、ずーっと英語で会話してるならまだしも日本語の会話の時でもやたらと発音よく英単語を挟んでくるので、それが「ルー大柴っぽい」と一部の人から大不評(笑)。いやー、わたしはセリフでもあれだけ英語を流暢に話せてるのはすごいと思いますけどね。っていうか、なんで石原さとみはことある事に自分の英語力をひけらかしたがるのだろうか。もっとまともな英語話せる女優なんていっぱいいるだろうに。

そうこうするうち大人になったゴジラが再襲来し、自衛隊総動員で攻撃するもまったく歯が立たない。

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この映画、名だたる俳優が数えきれないほど出演していて、ゴジラとの戦闘シーンであっけなく討ち死にしていった役者たちがいっぱいいましたね。

シン・ゴジラ
わたしの中のゴジラって、んぎゃーっ!っていいながら口から炎を吐くイメージだったんですが、シン・ゴジラ、なんと背中のトゲトゲからもまばゆい光線を出す!

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これって今までのゴジラシリーズでもあったことなの?それとも今回初お披露目?まるで背中にも目があるかのように、上空の米軍機をトゲトゲビームで撃ち落とす。容赦ない。

もう首都がいよいよヤバいってことになって、首相ほかめぼしい官僚たちを立川へと避難させようとする。が、首相たちを乗せたヘリコプターがいざ離陸しようとしたところで、ゴジラの攻撃によって大爆発。あれ、こういうの前にも観たことがある。『日本沈没』で首相が火山上空を飛行機で飛んでて噴火でやられちゃったやつじゃん・・・。

矢口たちはなんとか立川にたどり着く。わたし、まさに立川の映画館でこれを観ていたので、ゴジラこっちまで来ちゃってその辺のビルも壊してくれたら臨場感あるのになーと不謹慎ながら思っておりました。

で、矢口を筆頭になんとかかんとか作戦(おいおい)っていうのを立てて、ゴジラを東京駅に誘導。そこで放たれたのがなんと「新幹線爆弾」でした(笑)。もっと都心をめちゃめちゃにするところを描くんだったら高層ビルがいっぱいある新宿でもいいはずなんだけど、爆弾積んだ新幹線が出てきた時には「あー、東京駅じゃないとダメですよねー」って妙に感心した。ほかに在来線爆弾もありましたね。ええい、もっとやれ!もっとやってわたしが通勤できなくなってしまえばいい!と心から思った(その前にわたしのオフィスはゴジラに焼き尽くされてました)。

とにかくゴジラを動きを止めるにはエネルギーを冷やすしかないっていうんで、大きなクレーン(たぶん福島の原発で水を放水してたようなやつ)を使ってゴジラの口に冷却材を噴射。成果があってゴジラは東京駅の真ん前でフリーズして終わり。え、終わり?また動き出すんじゃなくて?続編アリなの????

ツッコミどころは多々あれど、なかなか面白い映画でした。一応極上爆音上映だったのでゴジラの嘶きとか期待してたんだけど、そもそもゴジラがあんまり吠えなかったわ。『GODZILLA』を極爆で観た時の方がすごかった。その『GODZILLA』を一緒に極爆で観て、このシン・ゴジラも極爆で観たという友人に確認したところ、やっぱり「『GODZILLA』の方がすごかった」って言ってたから間違いないです。

あとねー、さらに「日本語字幕付き」っていうやつで観ちゃったんですよ、これ。もうその日本語字幕が目障りで目障りで仕方がなかった。この映画を観たことがある人なら分かると思いますが、ただでさえやたらと説明字幕が多いんですよ。会議をしている会議室の名前だったり、役職名だったりがいちいち字幕で出されるんですね。例えば「内閣官房副長官 矢口蘭堂」「内閣総理大臣補佐官 赤坂秀樹」「米国大統領特使 カヨコ・アン・パタースン」「内閣官房副長官秘書官 志村祐介」「保守第一党政調副会長 泉修一」「環境省自然環境局野生生物課課長補佐 尾頭ヒロミ」「防衛大臣 花森麗子」みたいな。それを読んでるだけでも大変なのに、そこへさらにセリフ字幕がかぶってくるわけです。しかも顔のアップを多用しているので顔に字幕をかぶせるわけにはいかないから、ものすごい変なところに出ちゃったりして。そもそも邦画の日本語字幕って、耳の不自由な方向けのものだからわたしたちは読まなくたっていいわけだけど、テレビのバラエティ番組のテロップと同じようにそこに文字が出たら無意識のうちに読んじゃうでしょ。洋画の字幕と違って内容を端折っていない分、しゃべったセリフ全部の字幕が出るから、それを全て目で追っていたら全然頭に入ってこなくてもう何が何だかわけがわからなくなっちゃって。職業病(?)でつい字幕の1行の文字数を数えちゃったりとかしてね(洋画だと1行に13文字までですが、これは16~7文字入ってた)。わたしたちはまだ耳で聞いて内容を補完できるからいいけど、耳の不自由な方たちはそれこそ字面で全てを理解しないといけないわけだから、この映画に関しては相当大変だったんじゃないかなと思います。

初見じゃなくて何回かリピートして観てて、あのシーン何て言ってるのかよくわかんなかったな、っていう時に確認するために観る分にはとても有効だと思いますが、わたしみたいに初めて観たのが日本語字幕付きだと疲れるだけですわ(字数とか数えてるから余計にw)。

あと、さっきも書いたけど画面いっぱいの顔のアップがめちゃくちゃ多いんですよこの映画。監督の趣味っていうか作風かもしれないけど、だから「今この人カメラだけに向かって話してるんだなー、会話の相手とは顔を合わせてないんだなー」なんて冷静に考えちゃった。それから一人ものすごく歯並びの悪い役者さんがこれまたドアップで映ってて気持ち悪かったわ―(笑)。

あとあと、映画タイトルの英語表記が「SHIN GODZLLA」なんだけどさ、”SHIN”って「脛(すね)」って意味だからな(笑)。しかも”GODZLLA”で合ってるの?これじゃ「ゴズラ」じゃない?”GODZILLA”じゃなくていいの?

なんやかんや書きましたが、映画自体は面白かったです。かといって、字幕なしでもう一回観ようという気は起らなかったけど。

ということで、/5
誰か日本語字幕付きで観た方いらっしゃいませんかね?感想を聞いてみたい。

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