『山下達郎 シアター・ライヴ／PERFORMANCE 1984-2012』
最近はアーティストが自分のライヴの映像を映画館で流す、っていうのが流行ってるのかしら。全然曲なんて知らないくせに観てきました。1週間限定の再上映で、すでに公式HPすら削除されているっていう・・・・。
タイトルどおり、1984年から今年に至るまでのヤマタツのライヴ映像をつないだものです。
セットリストはこちら。
01）SPARKLE
02）LOVELAND, ISLAND
03）メリー・ゴー・ラウンド
04）SO MUCH IN LOVE
05）プラスティック・ラブ
06）こぬか雨
07）煙が目にしみる（SMOKE GETS IN YOUR EYES）
08）ずっと一緒さ
09）DOWN TOWN
10）希望という名の光
11）今日はなんだか
12）アトムの子
13）RIDE ON TIME
14）恋のブギ・ウギ・トレイン
15）さよなら夏の日
タイトルだけ見ると知らない曲ばっかりだな・・・って思ったんだけど、実際聴いてみると「これ知ってる！」っていうのが多い。CMとかドラマのタイアップが多いんだろうな。
「DOWN TOWN」で竹内まりやがこっそりコーラスで参加しているのも、なんとなく微笑ましい。
28年という月日が流れているのに、歌声はまったく衰えを知らず。それよりなにより、ビジュアルの変遷がもうすごい（笑）。
この映画、お友達のMioさんが一足先に通常上映で観ていて、「よかったよ」っていう話を聞いてたのです。そういうライヴ映画ならもうシネマシティしかないでしょ。イデマス呼んで音響調整して、1週間夜1回だけの上映。その初日に行ってきたのです。まぁ顔なじみが誰か来てるだろうなーとは思ってたけど、となりを見たらまさかのMioさん（笑）。別に真ん中でもない、端っこの席なのに、しかもこんなに座席あるのになぜよりによってとなりなのwwwww
うちら、ほんとに好きだねシネマシティ（言っちゃった）。
観る前からいろんなことを吹き込まれまして、正直観るに耐える作品なの？って思ってしまいましたけど、見た目なんてどーでもいい。ヤマタツ素晴らしい！！！感動しましたよわたしは。
特にこの2曲。
ずっと一緒さ
YOUR EYES ※セトリに入ってなかった・・・
もう鳥肌立ちます。家帰って速攻ベストアルバムの「OPUS」をダウンロード。毎日聴いてます。
映画館の音に関しては、さすが極上音響映画祭だけあるんだけど、ちょっと物足りないらしい。元の素材は達郎さん本人がシネコンの音響システム用にリマスタリングしたそうだけど、それがどうもイマイチだったらしく、音響調整しても低音とかの響きはいつものようには出せなかった、という話を聞きました。いやでも、歌声があれだけ響いてれば問題ないでしょ。
途中何度か、達郎さんが「ガラパゴス！」って叫ぶんだけど、これって大きなホールではなく、地声が届く範囲の大きさの箱でしかライヴをやらない自分の事を揶揄（？）してそう言ってるんだって。実際にマイクなしのアカペラで歌う場面もあって、歌がうまいって本当にすごい才能だなと思わせてくれます。
観に行ってほんとによかった。
ということで、☆5つ。
何度も何度も映画館でまた歌声を聴きたい、って思ったのは、マイケル以来です。
OPUS ～ALL TIME BEST 1975-2012～(初回限定盤)
