【極上音響上映】オペラ座の怪人(2004年)

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『オペラ座の怪人』

あらすじ

19世紀のパリ、オペラ座に住む伝説の男ファントム(ジェラルド・パトラー)の仕業とされる怪事件が多発。一連の事件は、彼が見初めた歌姫クリスティーヌ(エミー・ロッサム)をプリマドンナにするために起こされたものだった。

ファントム

以前観た時に音響トラブルで上映がいったん途切れ、なんとも後味の悪い鑑賞だったので、極音で観直してみました。話の筋はわかりすぎるほどわかっているので、期待していたのは音響の部分のみなんですけどね。

一言でいうなれば、思ったほど心にズシーンとは来なかったな、っていうちょっと期待外れな感想です。もちろん舞台も観たことありますし、映像で観るファントムといったらなんといっても『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』なので、あそこまでの音の迫力がなかったのが残念。

この映画のオープニングって、廃れてしまったモノクロのオペラ座のオークションシーンから始まるんです。ファントムが落っことしたシャンデリアが競りにかけられる番になって、オークション主催者が「Ladies and Gentlemen,あれがかの有名なシャンデリアです(英語忘れた)」って言った瞬間におなじみの曲がかかって、オペラ座が息を吹き返し劇場内にどんどん色がついていってフルカラーになるっていう思い出してもゾクゾクするようなシーンなんですけど、そのわたしの期待値が高すぎるばっかりに曲がかかった時のインパクトのなさにがっかりしてしまいました。え、こんなもんなの?25周年の時は凄すぎて思わず笑いがこぼれたほどなのに?って。まあねー、2004年の映画だし、音の作り方も違うんだろうし、最善の音響調整であの音ならもう納得するよりほかないんでしょうね。

作品自体は舞台版とちょっと設定が変わっていたり、ファントムの悲しい生い立ちやらマダム・ジリーとの関係やら細かいところまで描かれているので、より『オペラ座の怪人』という作品を知るにはいいと思います。きっとガストン・ルルーの小説にはそういったことが書かれてるんだと思う。読んだことないからわかんないけど。

ということで、
この星は音響へのレーティング、ってことで。

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