映画に愛をこめて アメリカの夜

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映画に愛をこめて アメリカの夜
『映画に愛をこめて アメリカの夜』

あらすじ

フェラン監督(フランソワ・トリュフォー)による新作映画『パメラを紹介します』が、ニースで撮影される。ノイローゼ気味のハリウッド女優ジュリー(ジャクリーン・ビセット)や気難しい男優アルフォンス(ジャン=ピエール・レオ)、妊娠がバレた新人など、問題あるスタッフをかかえて、フェラン監督は果たして無事映画を撮り終えることができるのか・・・。

映画に愛をこめて アメリカの夜
「映画に愛をこめて アメリカの夜」を観ました@午前十時の映画祭
わたし、フランス語の映画って、あんまり得意じゃないのだよ・・・眠くなるから。

以下、ネタバレあり。

ヌーヴェルヴァーグを代表する名監督フランソワ・トリュフォーがみずから主演を務め、架空の映画の撮影風景を追う形でスタッフやキャストが直面する問題を描いていく異色作。1974年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作品。劇中のエピソードのほとんどがトリュフォーが監督として経験した実話、ってのが面白い。

原題は「La Nuit américaine」。つまりただの「アメリカの夜」。それだけだとなんのこっちゃわからないので、邦題には「映画に愛をこめて」を加えたんだと思う。ちなみに“アメリカの夜”とは、夜のシーンを昼間に撮るため、カメラにフィルターをつける撮影の技法のこと。で、そんなシーン出てきましたっけ?もしかして、わたしが記憶を失っていた3分間の間に!?

少年がステッキで盗んでいた写真が『市民ケーン』だってわかった時には、なんかうれしかったね。わたしも映画がわかるようになってきたな、と思って。『市民ケーン』、観たことないけど(笑)。

たぶん、映画を作る立場の人にはたまらない映画なんだと思います。たった1シーンを撮るために何テイクもやり直したり、俳優陣のワガママに付き合わされたり、「あぁわかるわかる」的な部分がいっぱいあるはず。映画を観るのが好きな人間からすると、映画撮るのって大変ねぇ、って感じ。

アルフォンスが失恋して、撮影現場から逃げ出すところは面白かった。空港から飛行機に乗って帰っちゃったのかと思ったら、遊園地かなんかでカート運転してるんだもん。

ジャクリーン・ビセットは、『ブリット』でブリットの恋人役だった人みたい。全然気がつかなかった。

でもなんか、あんまり内容をよく覚えていない・・・。なんでだろ。そこはやっぱり、フランス映画だから、ってことで。

ということで、☆3つ。
可もなく不可もなく。

午前十時の映画祭 22/50本

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