『あと1センチの恋』
あらすじ
ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳のころからの友達同士。自分たちの住むイギリスの田舎町を出て、アメリカのボストンの大学へ進学しようと約束し、二人とも合格。ところがロージーは、クラスの人気者クレッグと軽い気持ちで関係を持ち、身ごもってしまう。アレックスはボストンへ移り、ロージーは一人で子育てに奮闘するが・・・。
2015年、1本目にして早くもベスト5入り決定かも。なんだかほんとに素敵な映画でして、2015年の映画初めがこれでよかったなあ!と心底思えた作品です。とにかくリリー・コリンズがかわいくなりすぎててびっくり。『白雪姫と鏡の女王』の時はただ「まゆ毛がふっとい子だなー」としか思えなかったのに。
とにかくロージーとアレックスが12年間もすれ違いまくる話なのですが、別に運命のいたずらとかじゃなくて、本人たちの意志によってすれ違っているからとにかくもどかしい!もっと素直になりなさいよ!と、お姉さんは心の中で何度もツッコミましたよ。
もうねえ、好きなんです、お互い。ちっちゃい頃からずっと一緒にいて、その時はまだ恋愛感情なんてなかったと思うけど、ある程度大人になったら幼なじみとはいえ、それはもう「恋愛」なんですよ。だから相手が異性と話してたりするとなんかモヤモヤしてるし。それを「嫉妬」と呼ぶのだよ、君たち。
それぞれ違う人と恋愛するし、結婚しちゃうし、破局もしちゃったりするし、それでもまだ意地張ってたりして。でもねー、観ていてなんだかほんわかしてました、わたし。いいなあ、そういう気持ちってもうなれないのかなあ・・・とか考えたりね。
「1センチ」っていうのは、手と手の距離じゃなかった。唇だったよ。最後泣けました。
意外とロングランでまだ上映している映画館もありますので、興味があったらぜひ。周りの友達にも薦めまくっているのですが、まだ誰も観てくれてないの(くすん)。
ということで、/5
やっと今年のレビューが始まりました・・・。先は長い。