フューリー

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フューリー
『フューリー』

アカデミー賞最有力、と言われていましたが・・・。

あらすじ

1945年4月、ナチスがはびこるドイツに総攻撃を仕掛ける連合軍に、ウォーダディーというニックネームのアメリカ人兵士(ブラッド・ピット)がいた。
カリスマ性のあるベテラン兵士である彼は、自らフューリーと名付けたアメリカ製の中戦車シャーマンM4に3人の兵士と一緒に乗っていた。
そんなある日、ウォーダディーの部隊に新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が加わることになり・・・。

フューリー

「フューリー」という名前の戦車は実在したそうです。
かなり細部まで精密に複製されたとか。

フューリー
↑本物

戦争のお話ですから、観ていてあんまり気持ちのいいものではありません。
人がたくさん死にますし、死に方も壮絶です。
兵士たちは戦車の中で暮らしているから、なんだかいろいろ臭ってきそうな気配さえします。

たぶんミリタリー好きな人たちにはたまらない映画なんだろうな。わたしは観ていてきつかった。
でもガチのオタクからはだいぶ批判も出ているようですけどね。

ドイツ軍の戦車と一騎打ちになったりすると、どうしても「やっつけちゃえ!」って思っちゃう。
それじゃダメなんだよ。人の命は平等だし、国籍や人種が違うからって殺していいってことは絶対にない。
やらなきゃやられるっていうのはわかるんだけど。
今、日本もこういうご時世だからいろいろ敏感になってしまうのかもしれないけど(これ観たのはずいぶん前だけどね)。
でも、スクリーン観てるだけでどんどん感覚がマヒしていくんだから、実際戦場にいたらその精神の蝕まれ方って想像を絶する。
ついこないだまで「僕には撃てません!」なんて言ってた青年がもう”Fucking kill you!”とか言ってるし。
その青年を演じていたローガン・ラーマン、たくましくなりましたね。結構好きな俳優さんです。

ところで、ポスター画像にもあるように、公開される前から「今年のアカデミー賞最有力」といわれていたこの映画。
いざノミネート作品が発表になったら、なんとどの部門にも1つもノミネートされていませんでした。
え?今年って、2016年にノミネートになる作品ってことかしら?そうなのかしら???

これが実際に起こった出来事であるということを認識するために、観ておいてもいい映画だと思います。
観るならスクリーンをオススメしますけどもうやってないな・・・。

ということで、★★★★/5
わたしはもう観たくないけどね。

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