いとしきエブリデイ

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いとしきエブリデイ
『いとしきエブリデイ』

あらすじ

イギリス・ノーフォークの村で暮らすステファニー、ロバート、ショーン、カトリーナの兄妹は、まだ暗いうちに母カレン(シャーリー・ヘンダーソン)に起こされる。その日は兄弟二人が刑務所にいる父イアン(ジョン・シム)の面会に行く日で、姉妹は隣家で留守番をすることになっている。母子三人は長い時間をかけてバスと電車を乗り継ぎ、ようやく刑務所までたどり着く。

いとしきエブリデイ

映画館で予告編を観て、ステキそうだなと興味を持った映画。運よく試写に呼んでいただきました。

以下、ネタバレあり。
ステファニー、ロバート、ショーン、カトリーナは本当の兄妹なんだって。それを監督が5年間追い続けて撮影された映画です。だからリアルタイムで子供たちが成長していくのが見られる。

でもねー、それだけなんだよ。メインのストーリーがなくて、起承転結もなくて、ただただ5年間が過ぎていく。こういう映画を絶賛する人もいるんだけど、わたしにはどうも理解できないんだよなぁ。

父親が服役している間、母親は浮気しちゃうし。テーマ的には「なにげない日常がいかに幸せか」みたいなことなんだろうけど、それもよくわからない。だいたい子供が4人もいて、薬に手を出して捕まっちゃうような父親、ダメでしょ。

ただ、子供たちの演技は素晴らしい。子供たちは面会に行くたびに「パパに会えなくてさみしい」とか言ってホロホロ泣きだすんだけど、それはちゃんと台本があって、ここで泣くとか笑うとか、全部決められていたことだったらしい。子供が泣いたのに合わせて撮るとかじゃなくて、ちゃんと演技してるんだって。本当の兄妹が、兄妹を演じてる。観ているうちにこの子達の父親は、本当に罪を犯して刑務所にいるんじゃないかって錯覚する。

こうやって自分の小さい頃の映像がきちんとした形で残るって、ものすごく幸せなことだと思う。映画みたいに大きなことじゃなくても、もちろん家庭用のカメラとかでも。わたしが子供の頃って、写真しかなかったからね(8mmとか家にあった人もいるかも)。

でも、最後の方は眠くて眠くて、肝心のラストシーンを観ていないような気が・・・。確か父親は出所してきて、みんなで海辺を歩いていたとか、そんな感じ(笑)。

ということで、☆2.5。
こういうドキュメンタリータッチの映画って、苦手。

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