『パッション』
あらすじ
自らの地位を広告会社の重役まで押し上げた、野心的な女性クリスティーン(レイチェル・マクアダムス)。アシスタントのイザベル(ノオミ・ラパス)は、そんなクリスティーンを羨望のまなざしで見つめていた。しかし、狡猾なクリスティーンにアイデアを横取りされ、恋人にも裏切られてしまったイザベルは、クリスティーンへの殺意を抱くようになり・・・。
女の憎しみとか嫉妬って、ほんと怖いよ・・・。男だったら、仕事で手柄を横取りされたら「倍返しだ!」と言わんばかりに仕事で見返そうとするんだろうけど、女はそうじゃないからね。精神的に追い詰めるし、プライベートだって平気で利用する。よくお局に睨まれたら終わりっていうけど、わかる気がするわ。
クリスティーンはおそらくその美貌も武器にしてのし上がってきた人。片やイザベルは自分のアイディアと努力で信頼を得てきた人。もちろんクリスティーンも仕事はすごくできるんだけど、ちょっとやり方が汚い。信用していた上司に裏切られたイザベルは、だんだんと復讐の念を燃やすようになる。
もうねー、レイチェル・マクアダムスがかわいすぎて、あんまり美人とは言えないノオミ・ラパスとの対比があからさま。だからこそ、イザベルを応援したくなっちゃうんだよね。そう思っていると、「うへっ、女ってこんなにしたたかなの!?」って崩れ落ちるんだけど。
ということで、☆4つ。
世の男性方、観ておいた方がいいかもよ。