『凶悪』
あらすじ
ある日、ジャーナリストの藤井(山田孝之)は、死刑囚の須藤(ピエール瀧)が書いた手紙を持って刑務所に面会に訪れる。須藤の話の内容は、自らの余罪を告白すると同時に、仲間内では先生と呼ばれていた全ての事件の首謀者である男(リリー・フランキー)の罪を告発する衝撃的なものだった。藤井は上司の忠告も無視して事件にのめり込み始め・・・。
とにかくもう、強烈な映画でした。観るなら体調がいい時に行かないと後悔します。実際に起こった事件を元に書かれたノンフィクションが原作。こんなことが本当に起こっただなんて、いまだに信じられない。
前日に観た『そして父になる』に出てたリリー・フランキーが!ピエール瀧が!!!!
昨日はあんなにいいお父ちゃんだったのにさ!今日は極悪人じゃないか!役者なんてもう、信じるもんかっ!(いやいやいや・・・・)
特にリリー・フランキー演じる「先生」がひどい。
人を人とも思っていない。お金になるなら人殺しなんて朝飯前。お酒をしこたま飲ませておじいちゃん殺すんですけど、このおじいちゃんを演じてたのがジジ・ぶぅっていう役者さん。ほんとはまだ若いんだけど見た目はもう年寄りみたいな人で、もともとリリーさんと知り合いだったらしい。リリーさん曰く、
「本当の年寄りは殴れないけど、ジジ・ぶぅにだったらなんでもできる」
ってことで配役されたそうです。ひどすぎる(笑)。劇中はほんとに殴る蹴るしてたみたい。
決してオススメできる映画ではありませんが、かなりヒットしているみたいです。
ということで、☆3つ。
わたしには耐えられませんでした・・・。