ワイルド・スピード SKY MISSION

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ワイルド・スピード SKY MISSION
ワイルド・スピード SKY MISSION

あらすじ

巨大な犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)一味を撃破し、彼から恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。ロサンゼルスへと戻った彼は、相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。しかし、オーウェンの兄である特殊部隊出身の暗殺者デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐を開始し…。

ワイルド・スピード SKY MISSION

ワイルド・スピードシリーズ7作目となる今作ですが、わたしはこれまでのワイスピをちゃんと観たことがありませんでした。たまにテレビで『ワイルド・スピード MAX』を放映しているのをチラッと観たような記憶があるだけ。なので私の中のヴィン・ディーゼルはいつまでたっても『リディック』のまんまなんです(古っ!)。

そんなわたしがなぜこれを観ようと思ったのか。それはほかならぬ、主演のポール・ウォーカーが不慮の事故で完成を待たずして亡くなってしまったからです。

別に思い入れのある俳優さんっていうわけでもないし、むしろワイスピ以外で見たこともないような人だけど、友達からも「この映画を観るのはゴールデンウィークの宿題」と言われていたので、張り切ってTOHOシネマズ新宿の真新しいIMAX3Dで観てきました(ここのIMAXはほかの3Dメガネとちょっと違います)。

詳しい人間関係とかは前作から繋がっているのでちょっとわからない部分もあったけど、ストーリー的にはそれを知らなくても十分楽しめる内容です。のっけからありえないことばっかりで、車はパラシュートつけて空を飛ぶし、ビルとビルの間を飛び越えるし、普通の人間ならとっくに死んでるよねっていう展開が目白押し。いや、彼らも普通の人間なんですけど。

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冒頭で家がドッカーン!ってなるシーンがあって、そこにいる女の人誰?って思ってたんだけど、ドミニクの妹のミア(ブライアンの妻)でした。こういうのって前から観てないとわかんないのね。

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ドミニクの恋人のレティもいつの間にか記憶喪失で、こういうのも観てないとわかんないのね(笑)。

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とにかくカーアクションシーン満載で、F1も好きなわたしはもう常に大興奮。それにしてもいったい何台の高級車をおしゃかにしたのでしょうかこの映画は・・・。

ポール・ウォーカーの出演シーンは全部撮りきれていなかったので、その部分はポールの2人の弟(似てるんだこれが!)が代役になりました。彼らの動きにコンピューターグラフィックでポール本人の顔を重ねたそうです。よく見るとなんか変だなっていうがわかっちゃうんだけど、遠目のシーンとかではポールそのものでした。ただ、こういうやり方には賛否両論あるみたいで、確かにこれを使えば同じ俳優を使って100年映画が撮れちゃうわけですよね。でも今作に限っては、使い方は間違ってなかったと思う。ポールなしじゃ成り立たないもん。特にラストシーン、明らかにポールが亡くなったことによって付け足されたと思われるけど、今までのストーリーを知らないわたしでもジーンときて涙が出てしまいました・・・。「さよならも言わずに行っちまうのか?」ってポール、そりゃあんただよ(涙)。

ヴィン・ディーゼルがポールの訃報を聞いて彼の家の前で泣き崩れ、その後生まれた自分の女の子の名前をポールから取って「ポーリーン」とつけたのは有名な話です。

あ、忘れちゃいけない、ロック様ことドウェイン・ジョンソンももちろん出てますよ!骨折して腕にはめられてたギブスを、ムキムキムキッと腕に力入れただけで破壊してました!(こいつこそ人間じゃない)

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あんまりにも感動したため、観終わった後前6作をいっき観してしまったわたし。ようやく人と人とのつながりが見えました。今作で出てこなかった韓国人のハン(冒頭でいきなり葬式をあげられてた)は3作目の「TOKYO DRIFT」で亡くなってるんだけど(時系列的には6番目の作品になるという、ちょっとややこしい存在の映画)、てっきり自損事故だったのかと思いきやそうじゃなかった!っていうのもわかったし、ドミニクとレティがどうして離れ離れになっちゃってたのかとかも理解できた。あとはおちゃらけキャラのローマンとテズの関係性とか。とにかく登場人物が多すぎて頭が混乱するんだけどね。

でもね、何よりも心にズシンときたのがメイキング映像でした。そこにはワイスピシリーズに対する熱い思いを語るポール・ウォーカーが映っていて、あのシーンの撮影は大変だったとか、信頼できる仲間がいたからできた作品だとか、いろんなこと言ってるんです。「次回作はもっと期待しててほしい」とか言っちゃって。あなた、その作品に最後まで出てないんですよ。なんかもう観てて切なくて切なくて。

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ウワサではこのSKY MISSIONを最後にポールは俳優業を引退するなんていう話もあったけど、こんな形でもう次回作に関われないとか、わたし聞いてないからね!あなたあってのワイスピじゃないの!これからどうするのさ!

でもヴィン・ディーゼルは次回作作る気満々。いったい誰を相棒にするのでしょうか。ロック様?いや体大きすぎてカーアクション無理でしょ(笑)。

ということで、★★★★★半/5
3Dで観る必要はなかったかなー。

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