『ジャングル・ブック』
あらすじ
ジャングルにひとり取り残された人間の赤ん坊、モーグリは、黒ヒョウのバギーラに拾われ、母オオカミのラクシャに託された。ラクシャから他のオオカミの子と同じ愛情をもらいながら育ったモーグリは、ジャングルの子としてたくましく成長していく。ところが、人間に対する復讐心を募らせる恐ろしいトラ、シア・カーンが現われ、モーグリをジャングルの敵と決めつけ、その命を狙う。ラクシャやバギーラら愛する者たちのことを思い、自らジャングルを去る決断をしたモーグリ。後ろ髪を引かれながらも、同行を申し出たバギーラとともに人間の村を目指して旅に出るのだったが…。
いつの間にか目黒から虎の門に移転していたディズニー試写室にて鑑賞。
ジャングル・ブックの話の内容を全く知らなかったので、トラが木の周りをグルグル回ってバターになるやつ?とか思ってた(全然違う)。これね、驚くことに人間のモーグリ以外は全部CGなんですってよ。まあトラは『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』にも出てたからなんとなく見慣れてたというか。
モーグリを演じたニール・セティくんはこれが初めての演技だったそうで、グリーンバックで見えない相手と演技させられて、さぞかし大変だったことだろうなと妙な親心が沸いてしまいました。
吹替え版だったのでオリジナルの声優の声は聞いてないけど、西田敏行さんが演じたクマのバルーが最高だった。
どこをどう聞いても西田敏行なんだけど、あのひょうひょうさというか、軽さというか、ふざけ方というか、何もかもがハマってました。英語版はビル・マーレイらしい。んー、なんかわたしのイメージとはちょっと違うかも・・・。
でもこの映画で一番驚いたのは、監督がジョン・ファブローってことです。あのジョン・ファブロー。『アイアンマン』撮ってたジョン・ファブロー。大作撮るのがやんなっちゃったっていって続編を降板し、『シェフ~三ツ星フードトラック始めました~』で楽しそうにキューバサンドイッチを作ってたジョン・ファブロー。そんな彼がフルCG、ファンタジー、しかもディズニーときた。イメージが変わりましたわ。
ということで、/5
子供が観るとちょっと怖いシーンなんかもあり。