イントゥ・ザ・ウッズ

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あらすじ

魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に足を踏み入れており…。

イントゥ・ザ・ウッズ

なんかもう、ただただひどい映画だったなと。予告編じゃいかにもジョニー・デップ活躍します!風になってたけど、彼の出演シーンなんて予告編ですべてと言っても過言ではないくらい。日本人みんなジョニデが出れば面白く思うと思ったら大間違いだぞ!配給!

もともとは舞台版ミュージカルでそれを映画にしたものなんだけど、とにかく詰め込み過ぎで全部が中途半端。「赤ずきん」「塔の上のラプンツェル」「ジャックと豆の木」「シンデレラ」の4つの話がいろいろ絡み合ってて、どれも完結してない。しかもラプンツェルとシンデレラの王子同士が兄弟だったりとか、めちゃくちゃ意味不明なんですけど。

それぞれのお話はディズニーが描いてきたものではなく、オリジナルの童話に基づいているっていう点は評価できるかな。ラプンツェルの王子が魔女に目をつぶされたりだとか、シンデレラの意地悪な姉がガラスの靴を無理やり履こうとして指を切断したりとか。ダーク過ぎて全然子供は楽しめなさそうだけどね。

あとね、女性陣がみんなかわいくない。赤ずきんもラプンツェルもシンデレラも!

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その中で異彩を放っていたのは、やっぱりメリル・ストリープ。歌もめちゃくちゃうまいし。
あとパン屋の妻を演じてたエミリー・ブラントが歌える女優さんだと知ってびっくりしました。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に出てた人ね。パン屋の主人を演じてたのは『ワンチャンス』でポール・ポッツを演じたジェームズ・コーデンです。『ワンチャンス』の時は歌はポール・ポッツ本人が歌ってたと記憶してるけど、ジェームズ・コーデンも歌える人でした。

しかしですね、スティーヴン・ソンドハイムが作った曲は全部難解過ぎて全然口ずさめるような歌がないし、耳に残りもしない。そう考えると、やっぱりアナ雪の「Let It Go」ってすごい歌なんだと思うよ。映画観てない人だってサビくらいは歌えるでしょ。

世間的にも酷評されてしまったこの映画、こんな映画に出たおかげでジョニー・デップの株はまた下がってしまいましたよ。違う、違うんだ、最近ちょっとおかしいだけなんだってば!

これね、試写会で観たんです。あまりに人が集まりすぎちゃって、入場開始が15分早まったほど。しかしエンドロールが始まった途端、大半の人が速攻で立ち上がって出ていきました(笑)。

そして改めて思う。わたしはロブ・マーシャルという監督がニガテだということを。

ということで、★★/5
ちなみに「ジャックと豆の木」のジャックは、『レ・ミゼラブル』のガブローシュです。声変わり寸前。

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