神様のカルテ2

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神様のカルテ2
『神様のカルテ2』

あらすじ

妻・榛名(ハル・宮崎あおい)の出産を間近に控えた内科医の一止(イチ・櫻井翔)は、一層仕事に励んでいた。そんな折、大学時代の同期で親友のエリート医師辰也(藤原竜也)が本庄病院に赴任してきて一止を喜ばせる。だが、彼は勤務時間が終了するとすぐに帰宅し、時間外の呼び出しにも全く応じない辰也の医師としての態度が理解できず・・。

2011年公開の「神様のカルテ」の続編。公開2週目、レディースデイにも関わらず劇場はガラガラでした・・・。

前作は最後にハルさんが「赤ちゃんができました」っていうところで終わってて、今作ではまだ生まれてなかったので、それほど時間は経過していないようです。前作の公開は3年前だけどね。

わたしは前作よりもこちらの方が好きです。患者に重点を置いていた前作に比べ、こちらは病院で働く人たちに焦点を当てた内容になっています。

辰也が本庄病院に赴任して来た時、イチが彼に言った言葉。

「ようこそ、社会の底辺へ。」

そんな過酷な環境下で働く医師や看護婦だって人間であり、家庭があって守らなきゃいけない人がいる。それを犠牲にしてまでも、目の前に傷ついて弱っている人がいたら助けなくちゃいけない。その結果、自分の体のことまで省みることができず、体調に異変を感じた時点で手遅れになってしまう。

わたしの周りにお医者さんの知り合いがいないのでそれがどれほど大変なことなのかちょっとわからないんだけど、でもそうやって診てくれる人たちがいるからこそ、わたしたちは安心して暮らせている部分もあるわけで。

なんだかいろいろと考えさせられる映画でした。

本庄病院は長野(たぶん松本)にあって、24時間365日無休の病院。その屋上には派手派手しいネオン看板がついていて、その光もずっと消えることがない。

でも、まだまだ信州の空は澄んでいて、夜になれば星がたくさん見えるのです。そのネオンさえなければね・・・。

ということで、★★★★/5
さらに続編も作れそうな感じ。

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