『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』
あらすじ
キック・アスことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、ヒット・ガールのミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は普通の日々を送っていた。ところがそんなある日、デイヴは元ギャングで運動家のスターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)とスーパーヒーロー軍団“ジャスティス・フォーエバー”を結成。そこへ、レッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が父親を殺害された恨みを晴らそうと、刺客と共に乗り込んできて・・・。
以下、ネタバレあり。
わたし、ジム・キャリー嫌いなんですわ。この人が続編に出ると聞いた時点で、なんかちょっと期待度下がってた。
だいたい映画の続編ってコケますけど、これは見事その王道を行っちゃった感じです。あくまでも、わたしが前作が大好きだという前提ですけれど。
とにかくかわいかった、1作目のミンディ。ミンディ見たさにBlu-rayを買ったほどです。
ミンディを演じたクロエは当時11歳。今はもう17歳のレディですよ、ムチムチの。
ミンディもお年頃だし、普通の生活をさせたい里親の気持ちもわかるけど、「ヒット・ガール」として育てられてきたんだもの、そんな簡単に普通になれるわけがない。暴れたくてむずむずしちゃってる。
前作はただの高校生だったデイヴがあれよあれよという間にヒーローになっちゃった、っていうのが面白かったのに、今作はなんだか登場人物多いわ話は雑多だわで、どこを楽しめばいいのかわからなかった。
ものすごーく後味悪かったのは、「善」が殺されすぎたことだわ。レッド・ミストの復讐という名の元に、、ストライブス大佐はおろかデイヴの父親まで殺されちゃって。殺されるくらいなら、ストライプス大佐が出る意味あった?そこには全然正義がなくて、終盤はただの人の殺し合いみたいになってて辟易。そういえば、あまりのひどさにジム・キャリーはプロモーションに参加するのを拒否したっていうのをどこかで聞いた。
今思い返しても、どんな話だったかぼやけてしまうほど、よく内容を覚えていないです。どうせ続編作るんだったら、やっぱりクロエがまだ幼かった時にやってほしかったよ。
ということで、/5
なんかがっかり。