『清須会議』
あらすじ
本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と羽柴秀吉(大泉洋)が後見に名乗りを上げた。勝家は三男の信孝(坂東巳之助)、秀吉は次男の信雄(妻夫木聡)を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市(鈴木京香)、秀吉は信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方にする。そして跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになり、両派の複雑な思惑が交錯していく。
『ステキな金縛り』を観たのと同じ試写会場にて。ほぼ満席でした。
これ、主役は役所広司と大泉洋のどっちだったんだろう。ほとんど秀吉が食ってたけど。
三谷幸喜初の時代劇とあって、そこをどう面白おかしくしてくれるんだろうと期待大だった割に、あんまり笑えなかった。史実を思いっきり捻じ曲げるわけにもいかないし、起きたことを忠実(?)に描いているからかもしれないけど。どうしても「三谷作品=大笑い」の公式がわたしの中で出来上がっているので、なんか消化不良だったんだよね。
ところどころ笑わせてくれるところはあるんだけど、いやいやこれがMAXじゃないでしょ、もっと面白いシーンあるでしょ、で、それはいったいいつ出てくるのよ?って思ってたら、映画終わった(笑)。何度も試写会場の時計見ちゃったもん。あとちょっとしか残り時間ないのに、まだ大笑いできてないよわたし!って。
そしたら、この映画はそもそも笑いをとりに行ってないんだとか。そうなの?それを最初から知ってたら、もっと違う角度から楽しめたかもしれないのに。残念。
なにごとも期待し過ぎるとダメですなー。わたしが勝手に大笑いを期待していただけなんだけどね。
ということで、☆3つ。
いつもの顔ぶれの中、剛力彩芽が異彩を放っていた。