『LUCY/ルーシー』
あらすじ
マフィアの闇取引に巻き込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、特殊な薬が入った袋を体に埋め込まれ運び屋にされてしまう。しかし、体内で薬が漏れたことで彼女の脳機能は驚異的に覚醒。脳科学者ノーマン博士(モーガン・フリーマン)が見守る中さまざまな能力が超人的に目覚める一方、少しずつ人間性が喪失し、自らを制御できなくなっていく。
もうあんまり内容を覚えていないくらい前に観たのですが(笑)。
とりあえずモーガン・フリーマンが出てるってだけで、なんか安心しません?これより前に観たジョニー・デップの『トランセンデンス』もそう。この2つの映画、内容は違えど方向性はほぼ同じ。途中で置き去りにされる(笑)。
監督はリュック・ベッソン。この人が関わった作品は、わたしには合う合わないがありまして。『レオン』『ダニー・ザ・ドッグ』『フィリップ、きみを愛してる!』『マラヴィータ』なんかは好きです。
で、この映画。途中まではすごく面白いんだよねぇ。もともと人間の脳は10%しか覚醒していないらしい。じゃあ100%までいっちゃったらどうなるか、って話。途中まで面白かったけど、どんどんルーシーの脳が覚醒していって、60%過ぎた頃から置き去りにされました。なにをどう受け止めればいいのかわからない。収拾つかなくなっちゃって、あれしか話の落としどころがなかったのかな。
まんまと「モーガントラップ」にかかった感じ。とはいいつつ、これからもどんどんかかってしまうんだろうなという予感はあります・・・・・。出番ちょこっとしかなくても、ものすごい存在感で強烈な印象を残していく俳優さんだよね。
ということで、/5
あえてスカジョには触れず(笑)。