『ピクセル』
あらすじ
地球や人類の文化ついての情報を電波に乗せて、宇宙人との交流を図ろうとしていたプロジェクト。それを宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いしてしまう。「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」と、送られた情報からテレビゲームについて知った宇宙人たちはそれらに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める。巨大なキャラクターが次々と現れ、都市をブロック化していく事態に世界はパニックに陥り……。
なんやかんやで、昔のパックマンとかドンキーコングとかを知っている人には楽しめる映画です。
30年前に地球にはこんなゲームがあるんだぜーっていうメッセージのつもりで宇宙に発信した電波が、どういうわけだか宇宙人に宣戦布告と見なされ、そのゲームとまったく同じ破壊兵器を開発してしまった宇宙人に地球は攻撃されてしまう。それを阻止できるのは、その電波に情報を乗せられた今は大人になったかつてのゲームの名手たち(つまりゲームおたく)。大統領公認のチーム「アーケーダーズ」として戦うことになる。
アメリカに限らず、インドのタージマハルやらなにやら世界中が破壊されているのですが、例によってアメリカの力だけで地球を救っちゃうっていう話です。
それぞれに得意のゲームがあるんだけど、なぜかサム(アダム・サンドラー)はオールマイティーな役割でどのゲームでも活躍します。アーケーターズのリーダーだし。このサムの幼馴染がどういうわけだか大統領で、子供に絵本の読み聞かせもできないような人なんだけどクレーンゲームだけはめっちゃ得意(笑)。あとはドンキーコングのチャンピオンとかもいます。
アダム・サンドラーは今年『靴職人と魔法のミシン』っていう素晴らしい映画に出ていました。まあもともとコメディ俳優だし、本来は本作の役の方が合っているのかも。残念ながら日本ではあんまりヒットしないんだけどね。
わたしも子供のころ、やりましたねえパックマン。ゲームウォッチで。知ってる?ゲームウォッチ。ウォッチとは名ばかりででっかいんだよ(笑)。
パックマンは本当はいいやつのはずなんだけど、宇宙人が作ったパックマンは完全に悪。
スターを取ると10秒無敵とか、設定だけはそのままでうれしかったわ。
ドンキーコングも友達から借りてよくやりました。
最後は地球側が勝利して終わるっていう。ちゃんちゃん。
ドンキーコングの生みの親の宮本さんっていう方ご本人が出ているらしいです。あとパックマンの生みの親を演じたのは別の俳優さん。
ヒロイン役のアメリカ軍中佐を演じたミシェル・モナハン(『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』でトム・クルーズの奥さん役の人)、ますますマイケル・ジャクソンに似てきたような・・・。
この写真はそうでもないけど
3Dで観たけど、2Dで十分だったなー。
ということで、/5
あんまり深く考えずに楽しむ映画ですね。