永遠の僕たち

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永遠の僕たち
『永遠の僕たち』

あらすじ

交通事故によって両親を失い、臨死体験をした少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)のただ一人の友人は、彼だけにしか見えない死の世界から来た青年ヒロシ(加瀬亮)だけであった。他人の葬式に参列するのが日常的なイーノックは、ある日、病によって余命いくばくもない少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)と出会う。

永遠の僕たち
死に取り付かれた青年と、不治の病に侵された少女の恋のお話。わたし、なんでこの映画観に行ったんだっけ。

以下、ネタバレあり。

ヘンリー・ホッパーは、故デニス・ホッパーの息子。「スピード」の時のお父さんのような怪演は見られず。ミア・ワシコウスカは『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス。相変わらず色が白すぎる。病人役には向いていたけど。

両親とともに事故に巻き込まれ、臨死体験ののち自分だけが生き残った青年と、余命3ヶ月と宣言された少女。二人を結ぶものは「死」。片やそこから戻ってきた人間と、片やそこへ向おうとする人間。そこに絡んでくるのが、なぜか日本人の幽霊、ヒロシ。

永遠の僕たち

この服装からすると、特攻隊員だったんでしょうな。なんで彼を出す必要があったのか。

わたしが一番許せない、そう、許せないと思っちゃったのは、イーノックがハロウィンパーティーの仮装で特攻服を着るところ。仮装で特攻服って、どういうこと?その前にアナベルが「ナガサキがどうのこうの・・・」っていう発言をして(ヒロシマではなかった)ヒロシの顔が曇ったのを見てるくせに、どうして平気な顔して特攻服着てハロウィンなんかに行けるわけ?っていうか、特攻隊はヒロシマからもナガサキからも飛んでない!

わたしは戦争経験者ではないけれど、どうも日本人感情を逆なでするような映画にしか思えなかった。実際、知覧の特攻記念館に行ったこともある。あの場所で見た、特攻隊員たちの無念の気持ちは忘れられない。だいたいなんで幽霊が元特攻隊員じゃなくちゃいけなかったのかがさっぱりわからないね。見た目にわかりやすいからかもしれないけど、まったくもって理解できなかった。

泣ける映画かと言われればそうではなく、死について考えさせられるかと言われればそれでもなく。何を伝えたかったのかあんまりよくわかりませんでした・・・。

ということで、☆2.5。
なぜ加瀬亮があんなにきちんと英語を話せるのか調べてみたら、彼、とんでもないお坊ちゃまなんですね。そして意外と歳いってるんですね・・・。

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