『サイド・エフェクト』
あらすじ
金融マンであった夫マーティン(チャニング・テイタム)が違法株取引で逮捕されたのを機に、以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリー(ルーニー・マーラ)は、交通事故や自殺未遂を引き起こすように。診察にあたる精神科医バンクス(ジュード・ロウ)は、かつて彼女を診ていたシーバート博士(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に相談。エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗鬱剤の新薬アブリクサを投与する。症状が快方に向かっていたある日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き・・・。
スティーブン・ソダーバーグ監督引退作品と聞いたら、観に行かずにはいられなかった。ちなみにサイド・エフェクトとは「副作用」という意味です。
いやー、面白かったっす!わたしが今まで観たソダーバーグ作品って、『コンテイジョン』『オーシャンズ』シリーズ、『インソムニア』『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』くらいしかないけど、全部観てみたくなったわ。監督引退なんてもったいない。
薬の副作用なら、何をしても罪に問われないのか。たとえ問われたとしても軽い刑で済むのか。これを刷り込まれていると完全に騙されます。機会があればぜひ劇場へ。
エンドロールを見るまで、エミリーを演じていたのがルーニー・マーラだって気がつかなかった・・・。だって『ドラゴン・タトゥーの女』のリスベットと全然違うんだもん。こっちのが数段かわいい。
ということで、☆4.5。
ジュード・ロウの頭がさらに寂しくなってきたね・・・。