マイ・インターン

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あらすじ

ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOとして充実した日々を過ごしていた。仕事と家庭を両立するパーフェクトな女性像そのものの彼女はまさに勝ち組だったが、ある日、試練が訪れる。同じころ、シニアインターンとして、40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がジュールズの会社に来ることになり・・・。

マイ・インターン

大好きな映画です。あまりに好きすぎてレビューがなかなか書けなかったほどです。人間って好きすぎると思いのたけをうまく伝えられなくなります(笑)。

自分で立ち上げたファッションサイトが大当たりしたジュールズは、使われていなかった古い工場跡地にオフィスを構え、たくさんの従業員を雇うまでの企業に育て上げた。とにかく忙しくて、少しでも時間の節約をするため社内は自転車で移動。

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絶対歩いた方が速いんだよこれ。だって隣りの秘書の女の子歩いてついてくるんだもん。

そんなジュールズの会社で、社会貢献の一環だかなんだかでシニアインターンを採ることになる。採用されたのは70歳のベン。

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ベンは電話帳を作る会社に長年勤め上げ定年したのち、奥さんに先立たれて空虚な日々を過ごしていた。とにかく毎日に生きる意味を持たせたいと思い、ジュールズの会社に応募してきた人。

ベンの出勤初日、ジュールズはその忙しさからかはたまた最初からノータッチだったのか、シニアインターンを採用することを知らなかった。しかも自分より40歳も年上のベンが自分の秘書付となったと聞いてかなりめんどくさそうに思う。

ベンはとにかく仕事のできる人で、頼まれたことはもちろんみんながめんどくさがって全然手を付けていなかった雑用も、早朝出勤して片付けてしまうような人。そんな彼だから、ジュールズもだんだんと心を開き打ち解けていく。

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もうねえ、デ・ニーロがとにかくチャーミングなんですよ!あまりにチャーミング過ぎて、途中からわけのわからない涙が出てしまったくらい。人間70歳にもなったら新しいことを覚えるのも大変だし、今までの慣習を変えることだってもっと大変。でもジュールズの役に立とうと一生懸命お勉強するんです。Facebook始めたりとか、オーシャンズ11よろしく人んちに泥棒に入ったりとか(笑)。会社専属のマッサージ師に肩を揉まれていろんなところが反応してしまったりとかwwwwwあんなメンターだったらわたしのそばにもいてほしいと、心の底から思いました。人殺さないし(←違う映画)。

ジュールズは結婚してて娘もいるんだけど、仕事が忙しすぎてなかなか家のことに携われない。夫はジュールズが起業したときに思い切って専業主夫になってくれた人で、家のことは彼に任せっきり。そのことで一悶着あったりもします。

この映画がなにをいいたかったのか、それは人それぞれとらえ方が違うと思う。例えばジュールズみたいにバリバリ働いている女性だったら、仕事と家庭の両立の悩みに共感できるだろうし、ベンみたいにリタイアした人が観たら「自分もまだまだ頑張れるぞ」って思えるかもしれない。

わたしはと言いますと、この映画で初めてアン・ハサウェイがかわいいと思いました(そこ!?)。

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今までなにがいいのか全然わかんなかったけど、なんかすごくかわいかった。彼女のファッションもそうだし、お家のインテリアもそうだし、バスルームにはキールズが置いてあったりして「わたしとおんなじもの使ってる!」とか思ったりもしたし。

わたしはそこまで仕事熱心でもないし、子供もいないからジュールズに完全に感情移入することはなかった。ただ旦那のしでかしたことが許せないっていうのは禿同。

ちょっと気になったのは、伏線を張るだけ張って回収してなかったこと。観た人ならわかると思うけど、ワカモーレとか酔っぱらいの運転手とか。撮影することはしたけど、時間の関係でカットしました、みたいな中途半端さを感じました。

ベンの言うことはいちいち説得力があるから、つい頼りたくなっちゃう。適当なアドバイスじゃなくて、ダメなものはダメときちんと教えてくれるし、自分が信じるままに行動していいんだとそっと後押ししてくれる。ベンがいるだけで、まわりがあったかくなる。『ゴッドファーザー』とは全く別の頼りがいです(笑)。あと、ジュールズが会社を作った工場跡地とベンの関係もまたいい。

それからなんとなく『プラダを着た悪魔』の続編っぽく宣伝されてたけど、全く関係ないですから。あの映画のアン・ハサウェイが出世して社長になったとか、そういう話じゃないです。

もう一回観に行きたいなーと思いつつ、なかなか行けていないこの映画。まだ上映中ですのでぜひ。

ということで、/5
Blu-rayは発売されたら絶対買います。

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