『アジョシ』
あらすじ
過去の出来事が原因で心に闇を抱え、街の片隅で質屋を営んで生きる男テシク(ウォンビン)。隣に住む孤独な少女ソミ(キム・セロン)は、テシクをただ一人の友達として慕っていたが、ある日、ソミが麻薬中毒の母親共々犯罪に巻き込まれ、組織に誘拐されてしまう。ソミを救い出すため、立ち上がったテシクは・・・。
ウォンビンがたくましくなって帰ってきた!な、「アジョシ」の試写に行きました。あぁもう、That’s 韓国エンタテイメント、でした。アジョシとは、韓国語で「おじさん」っていう意味。ウォンビンにおじさんは早いだろ。
少女がアパートの隣りに住むおじさんに助けられ・・・って、まんま「レオン」じゃん!と思ってました。たぶん会場にいた9割の人が、観る前はそう思っていたはず。どうせ最後ウォンビン死んじゃうんでしょ、みたいな。
たまにウォンビンがキムタクに見える瞬間がありました。
なんとなく、見えない?
「秋の童話」の頃と比べて、ほんとたくましくなったよね。兵役も行ったし。でもわたしはクォン・サンウが好きなんだけどね。最近はキム・ナムギルも好きなんだよね。
そしてこの肉体美!
お腹割れてます。ステキ。
ソミ役のセロンちゃん。今韓国で注目の子役みたいです。
「冬の小鳥」、観てみたいな。
たぶん、今までバイオレンスな韓国映画を観たことがない人には、かなり衝撃的だと思います。わたしはけっこう免疫があるほうだけど、それでも辛かった。一緒に行った友人は、途中目を伏せてました。だけどそこちゃんと観とかないと!これが韓国映画ですぜ!
テシクには悲しい過去があって、それ以来自分自身を封印して生きてるんだけど、「ソミを守る」ってスイッチ入ってから、眠っていた獅子がごとく、バッサバッサ殺っていきます。ある意味爽快?
ま、お決まりのツッコミどころも満載なわけでして。韓国の車にはエアバッグないのか、とか、防弾ガラスって1点集中で撃ち続けると突き破れるのね、とか。
わたし的には、「闇の子供たち」+「チング」+まさかの「ロミオとジュリエット」な感じの映画でした。
なんか、パクりっぽく思っててごめんなさい。いい映画でした。泣けたもん。
ということで、☆4つ。
ウォンビンかっこいいよ、やっぱり。それだけでも観る価値あり。