第三の男

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最近映画観すぎじゃん?っていう気もします(それしかすることないんです)。
で、「第三の男」を観てきました@午前十時の映画祭

第三の男

『第三の男』

あらすじ

第二次大戦後のウィーン。親友のハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)の招きでこの街を訪れた作家のマーチン(ジョセフ・コットン)は、到着早々ハリーが死亡したことを知らされる。ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが、その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する。

第三の男

以下、ネタバレあり。

1949年の映画。古い。当然モノクロ。やっぱわたし、ダメみたいですカラーじゃないと。また寝ちゃったヾ(ーー )ォィなんとか頑張ったんですけど(笑)。

この映画のテーマ曲は、エビスビールのCMのあの曲。恵比寿駅の発車ベルの曲です。あんなのんきなテーマなのに、内容はけっこう重たいです。いろいろ転調はするけどね。

ハリーは裏で悪い取引をやっていたらしい。でもマーチンはそんなことを信じたくない。警察では、ハリーがトラックに轢かれたときにその場にいたのは2人ってことになっているけど、目撃証言では3人いたらしい。ではその「第三の男」は誰なのか。それを追求していくお話です。

ハリーの彼女に協力を頼んでいろいろ調べていくうち、実は死んだのはハリーではないのではないか、という疑惑が持ち上がってくる。

第三の男

ハリーが埋葬された時、誰も棺の中を確認していなかった(土葬ね)。墓を掘り起こしてみたら、行方不明になっている別の男の死体が入っていた・・・・。

って、この辺までは覚えてるんだけどね・・・。気がついたら、ハリーの地下水道での逃亡劇が始まっていた。

第三の男

とにかくネズミみたいに地下水道を逃げまくるハリー。追うマーチンと警察たち。そこからは面白くなって、パッチリ目が覚めたのだけど。モノクロだからわかんないけど、たぶんあれは下水。相当汚いはずだ。

観る人が観れば、ものすごい傑作なんだと思う。カメラワークとか台詞回しとかストーリーとか音楽とか。でも、最近のハリウッド映画や日本映画に慣れてしまっている人間にとっては、やっぱり面白みに欠けるの。つまんないっていうわけじゃないけど、派手さがなくて、食い入るようにスクリーンを見る必要がないから、どうしてもボーっとしちゃって眠くなっちゃうんだよな(必死の言い訳です)。きっと趣味の問題。決して映画を否定しているわけではなく・・・・その辺、ご理解いただけると助かります。

一番印象に残ったのが、オーソン・ウェルズ、若っ!ってこと。

第三の男

わたしの中じゃ、「家出のドリッピー」のおじさんだもん、この人。いろいろ調べてみたら、けっこう紆余曲折ある人生を送ったようで。びっくりしたのが、3回の結婚暦のうちの2番目の奥さんがリタ・ヘイワースだったってこと!ギルダですよ、『ショーシャンクの空に』の。TIIにも出てたリタ・ヘイワース!!!リタのおかげで、わたしの中ですっかりかすんじゃった、オーソン・ウェルズ(爆)。

50本全部観てやる!っていう勢いで観始めた「午前十時の映画祭」だけど、自分が「観たい!」って思う映画じゃないと、なかなか続かないのかもしれないね・・・と、4本目にして思ってしまった。中には観たくない映画もあるしさ(「羊たちの沈黙」とか「パピヨン」とか)。無事に50本観て、殿堂入りできるのでしょうか。ちょっと不安。

というわけで、☆3つ。
寝ちゃってほんとにごめんなさい。映画館で寝るのって、けっこう気持ちいいんだよw

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