ショーシャンクの空に

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ショーシャンクの空に
『ショーシャンクの空に』

あらすじ

1947年、銀行員であったアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、妻とその愛人を射殺したという身に覚えのない罪で終身刑2回という判決を受け、ショーシャンク刑務所に投獄される。刑務所の雰囲気に馴染めず孤立するアンディだったが、希望を捨てることなく自由になることを信じ続けた。そんな中、レッドと呼ばれる囚人エリス・ボイド・レディング(モーガン・フリーマン)と出会い交流を深めていく。そして、刑務所内での信頼を次第に勝ち取っていき、自らの無実の証拠を掴むのだが・・・。

ショーシャンクの空に

ついにこの日がやってまいりました。「ショーシャンクの空に」をスクリーンで観る日が@午前十時の映画祭。これ、「朝10で上映して欲しい映画No.1」だったんだって。わかる気がする。

以下、ネタバレあり。

今まであんなのこんなのや、いろんな脱獄ものを観てきましたが、後味がこんなに清々しいのって他にない。希望を失わないこと、自分を信じること、そして友を信じること。すべてがいっぱいいっぱい詰まった映画です。

1995年のアカデミー賞主要7部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、楽曲賞、音響賞)にノミネートされるものの、受賞はならず。興行成績もあんまり振るわなかったんじゃなかったかな。その後ビデオやDVDでファンが増えていったという映画です。わたしもそのクチ。

わたしなんかが何かを書いてこの映画の素晴らしさを伝えられるわけがないのですが、とにかく何か書きたい。絶望から野望、そして希望へと移り行く感情の変化に、観る側は無条件に惹きこまれていきます。一つ一つの場面が脳裏に焼きついて、もうなんといったらいいのか・・・。

約20年間、無実の罪で投獄されていたアンディは、ついに脱獄することに成功する。もともと脱獄なんて考えていなかったのに、あるきっかけで「ひょっとしたらこれ、行けんじゃないの?」って思う。脱獄するその日まで用意周到に練られた計画は、なにやら天晴れとしかいいようがない。

やっぱダメだわ、何を書いても陳腐すぎる。とにかく観てくださいこの映画。

もう一つ、書いておかなければならないことが。この映画の原作は、スティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」です。そしてこの映画の中で流れる、リタ・ヘイワースが出演している映画は「ギルダ」です。

そうです。「THIS IS IT」の中の”Smooth Criminal”の冒頭シーンで流れる「ギルダ」が、まさにこれなんです。

最初わたしはショーシャンクとTIIが結びつかなくて、なんか似てるよなぁ・・・って思ってた。以前観に行ったMJ-spiritのライヴ中にTIIのギルダの映像が流れて、スーパーアドバイザー(笑)に確認して確証を得たっていう。そしてリタ・ヘイワースの元旦那さんがオーソン・ウェルズだっていうのにも驚いたさ。

そんなこんなで、わたしにとっては宝物のような映画です。もっともっとスクリーンで観たかった。観ながら泣ける映画ではないけれど、ラストシーンでは心がじぃん・・・・ってあったまります。

ここまで好きになれるのって、たぶん100本観て1本くらいかも(笑)。

ということで、☆10個。
あ、わたしの採点は☆5つで満点です。念のため。

午前十時の映画祭 33/50本

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