かぐや姫の物語

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かぐや姫の物語
かぐや姫の物語

あらすじ

今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁(おきな)は媼(おうな)と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり・・・。

かぐや姫の物語

誰もが知っている「かぐや姫」のお話が、多少創作も加えて(?)映画化されたもの。とにかく長くて眠かったっていう記憶しかない。

以下、ネタバレもなにもないですねこの話は。

竹から生まれたかぐや姫が美しく成長し、数ある縁談話を断って月に帰っていくお話です(キリッ

この映画では竹からじゃなくて、たけのこから生まれてましたけど。

かぐや姫の物語

この子は神様がくれた子供なのだからそれなりに育てなければならない、ということで、翁は媼とかぐや姫を連れて粗末な家を出て都の宮殿へと移り住む。それまで田舎暮らししてたじいちゃんばあちゃんが、突然きれいな着物を着てかしこまっちゃったりして。

なによりわたしがむずむずするなと思ったのは、翁がものすごく強欲だったこと。ただかぐや姫をかわいいかわいいって育ててたと思った(わたしが小さい頃に読んだ絵本はそうだったと思う)のに、身分のある人たちがかぐや姫に求婚しだしたとたんに、いっきに強欲爺へと変貌。さらには帝からもかぐや姫が欲しいと言われ、無事入内させたらおまえには官位をやると言われ舞い上がる始末。田舎者のなんの経験もないじいさんに官位与えて、いったいなにができるっていうのさ。

都に出て行くまで、田舎でかぐや姫と一緒に野山を駆け回っていた捨丸兄ちゃんっていうのがいて、かぐや姫本人は気づいていなかったけど、彼女は捨丸が好きだった。縁談を断り続け、もうこんなところにいたくないと願ってしまった瞬間に月から迎えが来るスイッチが入ってしまい、もう地球にはいられなくなったことがわかったかぐや姫は、最後にもう一度捨丸に会いたいとこっそり田舎へ帰ってみる。すでに捨丸は結婚して子供もいるのに、かぐや姫を見たとたん

「駆け落ちしよう!」

とばかりに空を飛び回る(意味不明)。おいおいおい、そんな常識のない人だったのかい捨丸は。

月から迎えに来たのは大仏さんだったし、そのBGMがなんかちゃかぽこした「リトル・マーメイド」みたいな曲だったし、わたしの斜め上を行く展開についていけず・・・。というか、中盤から眠くて眠くて、かなりガチで寝てました。

んー、好きな人は好きなんだろうと思うけど、わたしはダメでした、この映画。ダメだった理由はほかにもあって、この映画自体は派手な音楽も効果音もなく静かに流れていくのに、他の劇場から座席をも揺るがす何かが爆発する炸裂音が響いてきて、もう台無し。他の劇場の音が響いてくるシネコンなんてこの世に存在するとは思えないし思いたくもないんだけど、だとしたらあの音はなに?周りの人も「なにこの音?」みたいに訝ってたし。明らかにこの映画から発せられてる音じゃないんだもん。百歩、いや一万歩譲って音が漏れるのが仕方ないとしよう。だったら漏れてもいいようなスケジュール組んでよ。こんな静かな映画と『REDリターンズ』みたいな映画を隣接する場所でかけないで欲しいわ。それで興ざめしたのも事実です。

ということで、☆2つ。
かぐや姫の声をやってた子は上手だと思いました。

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