ヴィジット

スポンサーリンク

ヴィジット
『ヴィジット』

あらすじ

15歳のベッカと13歳のタイラーはシングルマザーに育てられている仲の良い姉弟。母は若いときに実家を飛び出して以来、両親つまり姉弟の祖父母とは音信不通となっていた。そんなある日、祖父母から姉弟に休暇を利用して遊びに来ないかとの誘いが。ちょうどカメラに夢中のベッカは、この機会に母親と家族の物語をドキュメンタリーにしようと考える。田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい…。

ヴィジット

『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督が久々に面白いモノ作りましたぜ!と話題になった映画です(笑)。

わたしがもっとも不得意とするジャンルの映画ですが、これは相手が霊じゃなくて生身の人間なので多少は耐えられた。それでも怖かったけど。

なんかね、このじいちゃんばあちゃん、おかしいんですよ。ばあちゃんは夜中になると奇声を発しながら家の中をドタドタと走り回るし、じいちゃんは納屋で自分の首に銃口当ててるし。不穏な空気しか漂っていない。

ヴィジット
姉弟は恐怖に駆られるものの、1週間はそこで過ごさなければならず、スカイプで母親に状況を報告することしかできない。母親は恋人と旅行中で浮かれポンチ、あんまり真剣に話を聞いてくれない。

お姉ちゃんのベッカは好奇心旺盛で、カメラを回しながら家中を撮影して回る。母親と音信不通になってからの祖父母の気持ちとかをインタビュー形式にして撮影していた時、ばあちゃんが突然発狂。おかしい、これはもう絶対何かおかしい。

不安でたまらない姉弟はリビングにカメラを隠し、いったい祖母が深夜にどういう行動をとっているのか映像におさめることにする。このシーンがもう怖くて怖くて。来るぞ来るぞっていうのがわかるから、わたしずっと目をつぶっていました(笑)。

ヴィジット後ろ・・・!

やがて明かされる驚愕の真実、そして超潔癖症の弟にもたらされる悲劇(笑)。いや、笑っちゃいけないがあの仕打ちはひどすぎるわ。

『シックス・センス』ってものすごく伏線が張られていて、全部観終わった時に「あの時のあのシーンはああいうことだったのか!」ってすごく納得した記憶がある。だからこの映画にもそれを期待していたんだけど、なんか伏線を張るだけ張って回収できてない部分がけっこうあった。井戸とかオーブンとか。一番よくわからないのは、このじいちゃんばあちゃんはいったい何をしたかったのかってこと。

シャマラン復活と言われてはいますが、わたしは『シックス・センス』を超える映画はもうできないんじゃないかなーと思う。そのほかの映画観たことないけど。

ということで、/5
なんとなく『シックス・センス』を観返したくなります。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


FXを学ぶ