ぼくとママの黄色い自転車

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珍しく、ふと思い立って邦画を観てきました。「ぼくとママの黄色い自転車」。

ぼくとママの黄色い自転車

『ぼくとママの黄色い自転車』

あらすじ

父・一志(阿部サダヲ)と暮らす小学校3年生の大志(武井証)は、母・琴美(鈴木京香)はパリに留学中でデザイン学校に通っていると聞かされていたが、ふとしたことから母が瀬戸内海・小豆島にいるかもしれないと思い始める。
大志は母からもらった大切な黄色い自転車に乗って、愛犬のアンを乗せて小豆島へと旅立つが・・・。

ぼくとママの黄色い自転車

以下、ややネタバレあり。

大志はパパと二人暮らし。ママはもう、ずいぶん前から一緒に暮らしてはいない。
パリでファッションデザイナーになるための勉強をしているからだ。
その証拠に、毎週毎週、パリからエアメールが届く。だからそう信じていた。

でも、ある日ふとしたことから大志は疑問を抱いてしまう。
「ママは本当にパリにいるの?」
それを確かめるため、ママから誕生日プレゼントにもらった黄色い自転車に乗って冒険に旅立つ。

ぼくとママの黄色い自転車
結末は大体わかる。わかっている前提で観ていても、泣けて仕方なかった。
とにかく大志がけなげ。そして愛犬のアンがもっとけなげ。
これ、大志一人の冒険物語だったら、きっとこうはいかなかったと思うんだ。

旅先で出会う人たちの暖かさ、それはきっと、「ママに会いたい」という大志の強い願いが引き寄せたんだと思う。
たくさんの助けをもらった分、大志も気づかないうちにきちんと恩返しをしているんだ。

子供一人で横浜から小豆島に行くって、ほんとに大変なことだと思う。
新幹線で岡山まで行っちゃえば、そこからフェリーに乗ればいいわけだけど、大志はあえて別の道を選ぶ。
その過程ですらも、ママの元へ向かうために必要だったんだと、私は思った。

ぼくとママの黄色い自転車

終盤、大志が無事小豆島に着いてからはもう、泣きっぱなし。
ママだって本当は、大志のそばにいてあげたかったんだ。でもそれができないもどかしさ。
つらい。ウソをつき続けてきた周囲の大人たちだって、大志のためを思っていたからこそだったけど、
それが結局、幼い大志を傷つけることにもなっていた。でも、それを受け止めるには大志はまだ小さすぎたんだ。

ぼくとママの黄色い自転車

この旅を通して、大志は一まわりも二まわりも成長できたし、きっとそれを受け止めて生きていけると思うよ。

この映画を観て、無性に小豆島に行きたくなりました。

ってことで、☆4つ。
私もこんな冒険、してみたかったかも。

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コメント

  1. きらら より:

    1 ■これ
    気になっていた映画でした。
    子役の武井証クンの演技が見たくて。。。

    泣ける映画なんですね。
    見に行こうっかな。
    http://ameblo.jp/sweet-happylife3/

  2. はな より:

    2 ■◎きららさん
    武井証くんって、どこかで見たことあるなぁと思ったんですが、
    「いま、会いにゆきます」の子だったんですね!!!
    大きくなったなぁ・・・(T▽T;)

    素敵な映画ですので、ぜひ観に行ってみてください。
    http://ameblo.jp/flower51/

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