ダーク・シャドウ

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ダーク・シャドウ

あらすじ

イギリスからアメリカに移り住んだお金持ちのコリンズ家に生まれたバーナバス(ジョニー・デップ)は、魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)によってヴァンパイアにされてしまった上に、生きたまま埋められてしまう。その後、ふとしたことで彼は200年の眠りから目覚めるが、コリンズ家はすっかり落ちぶれていた。バーナバスはコリンズ家再建を末裔と成し遂げるべく、自らの父の言葉である「唯一の財産は家族」を胸に行動を起こす。

ダーク・シャドウ

ダーク・シャドウ」の試写に行ってきました。会場入り口で手荷物検査と金属探知機によるボディチェック(  ゚ ▽ ゚ ;)誰か要人が来て舞台挨拶でもするかと思いきや、ただの映画泥棒対策だったみたいです。厳重すぎ。

以下、ネタバレなし。でもこれから観に行こうかなーって思ってる人は読まないほうがいいと思います。
その前の週にスクリーンで「シザーハンズ」を観たばっかりだったので、否が応でも期待値アップ。ティム・バートン×ジョニー・デップで面白くないわけがないじゃん、と。

率直に申しまして、期待はずれでした。観終わった後、友達と顔を見合わせて「えー?」って言っちゃったくらい。

もともとアメリカのテレビドラマが元になっていて、ジョニーはどうしてもバーナバスを演じたかったんだって。だったらティム・バートンじゃなくて、ほかの監督で撮ったらよかったのに。

今までのティム×ジョニーの作品を振り返ってみると、怖いながらにもクスッと笑えるところとか、映像に引き込まれるところとかとにかく観ていて楽しい映画が多かったように思うんだけど、もちろんこの映画だってそういう場面がないわけじゃないし、マクドナルドの看板のシーンとか、一人で大笑いしちゃったりしたんだけど、なんかどっちつかずなのです。

ヴァンパイアって、怖いでしょ普通。人の生き血を吸うでしょ。人を殺すでしょ。つまり悪であるにもかかわらず、バーナバスもコリンズ家の末裔たちも、それを正当化しすぎ。っていうか、200年の眠りから蘇ったご先祖様を普通に受け入れすぎ(笑)。どの設定も中途半端っていうか、なにがしたいのこの人たち、みたいなね。

ジョニーも時々ジャック・スパロウ入っちゃうしさ。「アリス・イン・ワンダーランド」の時もそうだったけど(アリスはあんまり好きじゃない)。

一番「はぁ?」って思ったのは、カーペンターズの「Top Of The World」が流れてきたシーン。違うよ、ティム・バートンってこんなカラーじゃないよ!っていうのが頭をグルグルと渦巻きました。カーペンターズと大工をかけてるんだけど、これだって日本人にはいまいちピンとこないだろうし。本国では大ウケなのかなぁ?

ダーク・シャドウ

この映画を観てからすでにけっこうな時間が経っているので、場面を思い出そうとするとどうしても「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」のシーンが出てきちゃって、ちょっとごっちゃになってます。あそこまで悲哀のある話でもないしね。

ティム映画にはお決まりのヘレナ・ボナム=カーターも出てるけど、それほどアクの強いキャラでもない。無理して出さなくてもよかったんじゃない?レベルです。

バーナバスとアンジェリークも、愛し合ってんだか憎みあってんだか、なにやってんだよって感じで。ただドタバタやってるだけのような。

ミシェル・ファイファー姉さんはかっこよかったです。「ニューイヤーズ・イヴ」の役とは180度違ってステキ。

ダーク・シャドウ

あと、大好きなクロエ・グレース・モレッツちゃんがたまらなくいい!あのアンニュイな感じがなんとも言えない。出番少なすぎ!もっと出せ!と思ってたら、最後にえらいことになってしまいました・・・。

たぶんわたしの期待値が大きすぎたのでしょう。観終わってほとんどの記憶を消してしまったようです。いつもなら覚えているあんなシーンやこんなシーンが、全然思い出せない。レビューサイトの評価も軒並み低いよねー。こりゃいくら配給のス○マさんが頑張っても無理だわ。

ということで、☆2つ。
なんかショックだわー。ショック。だんだん神通力も通用しなくなってきたってこと?

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