「デュー・デート ～出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断～」の試写に行ってきました。
ニッショーホール、遠くてかなわん。
本年1本目の映画。
本当ならそれは「愛する人」のはずだったのが、インフルのため試写に行けず（涙）。
ま、最初は笑える映画で幕を開けるのもいいかな、と。

『デュー・デート ～出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断～』

あらすじ

初ベビーの誕生を5日後に控えるピーター（ロバート・ダウニー・Jr）。
仕事先のアトランタからあわててロス行きの飛行機に飛び乗った彼だが、たまたま出くわした俳優志望のイーサン（ザック・ガリフナーキス）のせいで搭乗拒否に遭い、車で向かうハメに。
だが、彼は次々とトラブルを引き寄せる最悪の疫病神で……。

以下、ネタバレややあり。

これ、わたしの大好きな「ハングオーバー!！消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の続編的扱い。
といっても、続けて出演しているのはザック・ガリフィアナキスだけ。あと監督が一緒。
ジャック・ブラックが大好きなわたしとしては、ザックに同じニオイを感じるのですが、いかがでしょう。

イーサンが飛行機の中で「テロリスト」なる単語を連発するもんだから、CAに怪しまれちゃって連邦保安官（だっけか？）に身柄を拘束され、飛行機から降ろされてしまうピーター。
そう、元はと言えば、何もかも初対面のイーサンが悪いのですよ。結局イーサンも降ろされるけど。
搭乗拒否リストに載ってしまったピーター。お財布も何もかも、飛行機に乗せたまま。
保安官からはアトランタからロサンゼルスまで走って行けと言われる。
なぜならフォレスト・ガンプはそうしたから。んな無茶な。

で、レンタカーを借りたイーサンに同乗する形で、一路ロスを目指す。
あんなに腹が立った相手だけど、背に腹はかえられない。
だって、子供は5日後に生まれてしまうんだもの、帝王切開で。

案の定、ドライブしているうちに2人の間に友情みたいなのが芽生えちゃうわけですよ。
ほら、それはもうストックホルム症候群。そうなると思ったんだよね。

裏切ったり裏切られたり、車という密室の中で繰り広げられるドタバタ劇。
なんか普通のロードムービーみたいになっちゃうんだなぁ。特にグランドキャニオン行くあたりが。

とにかくハングオーバー級の笑いを期待して行ってしまったのですが・・・ちょっと拍子抜け。
ピーターとイーサン2人だけの旅っていうところがちょっとインパクトに欠けるし、何が足りないって、
イケメンがいないことですよ！ブラッドリー・クーパー出せっての！

ロバート・ダウニー・Jrに「薬はやったことがない」とか言われても、全然信憑性がないんだよね。
映画に現実とのリンクを求める必要もないのですが。

ところどころ、突っ込みたくなるシーンがあります。
さっきまで骨折してたはずの手で人を殴ってたりとか。あっ、ギブスしてない！とか。
そんな細かいことはどうでもいいです。

んー、期待が大きすぎた分、なんか消化不良です。
ハングオーバーって、なんであんなに面白かったのか。期待が少なかったから？

1作目が当たって2作目作ってコケちゃった、って、「オーシャンズ12」みたいじゃないですか。
もしかしたらこれも、3作目出るかも？

ってことで、☆3つ。
新年初なので、ちょっと甘め（これでも）。