ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1

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行ってまいりました、「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」試写会 in 東京国際フォーラムホールA。
今まで何回もこの場所で行われた試写会に行ったことがあるけど、こんな熱気を感じたのは初めて。
物々しい警備、手荷物チェックまであり、なんだかすごいことになってました。
ハリポタコスの方々をチラ見しつつ、2階席で観てまいりましたよ(ここは大きな会場なので2階でも問題なし)。

5作目くらいまでのファンタジー要素はまったく感じられず、ある意味ホラー映画(笑)。
おこちゃまには刺激が強すぎます。大人の私だって怖かった。

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1

あらすじ

17歳に成長し、ホグワーツ魔法魔術学校の最終学年7年生となったハリー(ダニエル・ラドクリフ)。
親友のロン(ルパート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)と共に、宿敵ヴォルデモート卿の魂が宿った分霊箱捜しの旅に出るが、すぐには見つからず、困難な旅の中で仲間割れが起きてしまう。

死の秘宝

以下、ネタバレあり。
これ、前作までの内容を忘れちゃった人、原作を読んでない人にはかなり理解が難しい内容です。
観に行く前に、本を読むなりDVDを観るなりしてから行った方がいいかもしれない。
ホークラックス(分霊箱)ってなんだっけ?とか、どうしてカフェにいたハリーたちの居場所がばれちゃったの?とか、いわゆる「前回のおさらい」的な話が一切出てこないので、ついていくのがちょっと大変かも。
幸い、なぜか私の頭の中には原作の記憶が鮮明に残っていたので、話についていけました。

17歳になったら、ハリーに両親がかけた保護の魔法は解けてしまう。
そのハリーをダーズリー家から安全なロンの家に移すために、不死鳥の騎士団の面々がおとりになってハリーを守る。
ダーズリー一家は家を捨て、ハーマイオニーは両親に忘却の呪文をかける。
ハリーはフクロウのヘドウィグとお別れ。

死の秘宝

このヘドウィグ、いったんは空に放たれたものの、ハリーの危険を察知して身を挺してハリーを守るのです。
そして、命を落とす。もう、なんて泣けるの。
そのほかにもウィーズリー家の双子の1人(どっちだっけ)が瀕死の重傷を負ったり(原作では死んだんじゃなかった?違う?)、
マッドアイも死んじゃったり、ハリー1人を守るためにいろんな人が犠牲になります。

もう、のっけからコワイのなんのって。
画面全体も薄暗いし、ホグワーツは全然出てこないし、魔法学校の要素まるでナシ。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がひたすら分霊箱を探して旅を続けるお話。
途中、ロンはハリーとハーマイオニーの仲を疑って、1人で別の場所へ行ってしまう。
ハーマイオニーはロンを追いかけたいけど、でもハリー1人で旅を続けさせるわけにも行かない。
ハリーはハリーで、そんなハーマイオニーを元気付けようとする。
なんだか3人の思いが交差して、友情と愛情で揺れ動く、今までになかったハリポタ。

でもちょっと、ハリーにもロマンスがあったりなんかして。

死の秘宝

キスシーンと言えば、ダニエルくんが「エマのキスはまるで獣のようなキスだった」と語ったあのシーン。
確かにハーマイオニーはものすごい積極的でした(笑)。見どころの一つです。

死の秘宝

今知ったのですが、スクリムジョールって、ビル・ナイ(=デイヴィ・ジョーンズ@PotC)だったのね!ダンディで好きです。
ちょびっとだけ映ったホグワーツ特急の中に、やけにたくましくなったネビルがいたのもうれしかった。
個人的に大好きなルーナ・ラブグッドちゃんも出てきたし。
割と原作に忠実に描かれていたのではないかと思います。
まぁあれだけの大作、しかも2部に分けたんだから、ファンが納得行くように作って欲しいよね。

一つだけ気がかりなのは、前作で全然忠実じゃなかった、あの分霊箱の隠し場所。
あそこをどうやってPart 2でつなげるのか、イェーツ監督に期待します。

そして何よりも、このPart 1での山場は、ドビーです。

死の秘宝

あぁドビー。原作を読んだときも号泣したけど、やっぱり映画でも泣けた。
あのにっくきベラトリックスの刃によって、殺されてしまうのです。

死の秘宝


そのシーンが来る前から、原作を思い出してすでに泣いていた私。まわりからもすすり泣く声が。

ベラトリックスにつかまったハーマイオニーを助けるために、上からシャンデリアを落としたドビーに向かって

ベラトリックス「ドビー!おまえは私を殺す気かい!?」
ドビー「いいえ、殺す気はありません。ちょっと深い傷を負わせようと思っただけです」

って、ドビーグッジョブ!場内爆笑でした。でもそのすぐ後に死んでしまうのーo(;△;)o エーン

終わり方は思いっきり「次回へ続く」です。ヴォルデモートの恐ろしさ全開でエンドロール。
途中クスッと笑えるシーンは何回かあったものの、やっぱり全体的に重苦しい空気でした。
「賢者の石」の頃は、こんな展開になろうとは思ってもみなかったよ(笑)。

もう1回くらいは映画館に観に行こうかな、と思ってます。
もともと3Dの予定が、2Dだけになっちゃったんだよね。3Dニガテだから別にいいけど。

ってことで、☆4.5。
小さなお子様をお連れの際はご注意ください。怖くて泣きます。

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