『ジュラシック・パーク』
あらすじ
大富豪ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)の招待で、古生物学者グラント(サム・ニール)とサトラー(ローラ・ダーン)、そして数学者マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)が南米コスタリカの沖合いに浮かぶ島を訪れた。そこは太古の琥珀に閉じ込められたDNAから遺伝子工学によって蘇った恐竜たちが生息する、究極のアミューズメント・パークだったのだ。だがオープンを控えたその“ジュラシック・パーク”に次々とトラブルが襲いかかる。
嵐の迫る中、ついに檻から解き放たれた恐竜たちは一斉に人間に牙を剥き始めた。
以下、ネタバレあり。
いやー、それにしても、90年代って面白い映画いっぱいあったよねぇ。今ほどは映画館では観てなかったけど、記憶に残ってるものはたくさんある。CGもそれなりだったりするので、今こうして改めてみるとちょっと作り物っぽさが浮き出ちゃったりしてるのがわかる。
実はわたし、93年の時は冒頭20分くらい見逃しているのです。あの頃って、どこの映画館も指定席じゃなくて出入り自由だったから、いつでも入ることができたのね。いい席を確保するために、前の回の上映が終わる頃に中に入って席取って、そのまま次を観るっていう人もいた。それって、結末を先に観ちゃうってことなんだけど(爆)。ま、なんか、よき時代だよね。いつから映画館は全席指定になったんだろう。入ってから座席を探す心配がないからいいんだけど。
この映画、何が怖いってもう、ティラノサウルス(通称Tレックス)ですよ。
姿は見えないのに、「ズシン・・・・ズシン・・・」って響いてくる足音。本当に怖かった。
初めて観たときは、夜とかにちょっと音がするだけで「Tレックス来たかも!」って本気でビビってた(ありえないでしょ)。そのくせ「ロスト・ワールド」でほんとに街にTレックスが来ちゃった時は「んなバカな」って、けっこう冷めてた(笑)。
やっぱ怖い
琥珀に埋もれてた蚊の中から恐竜のDNAを採取して、現代に蘇らせる。今ならほんとにできちゃいそうだよね。
ぎゃー
それをお金儲けに使おうとするから、おかしくなる。太古の生物 vs 現代文明みたいな。
滅びるべくして滅びたものは、興味本位で蘇らせちゃいけないんだね、きっと。
ん?ゴジラ?
Tレックスと並んで観客を恐怖のどん底に突き落とすのが、ヴェロキラプトル。
集団で狩りをするほど賢く、仲間をおとりに使ったりもする。動きも敏捷。狙われたら逃げられない。子供2人との厨房でのサバイバルゲームは、当時の幼い(?)わたしには強烈過ぎて勅使することができなかった。今回はかぶりついて観たけどねっ( ̄▽ ̄)v
18年経っても記憶が鮮明で、「次はアレが来てこうなって・・・」っていうのがわかっているからこそ、冷静に観られた。これ、もし初見だったら今のわたしでも怖いと思う。
テレビでも何度も放映しているし、その度に観てるけど、その度に思う疑問。ラスト近く、ラプトルに囲まれた主人公たちが、ある意味Tレックスに助けられるんだけど、なにがおかしいって、あれだけどすどす歩き回ってたTレックスが、なぜか音もなくめっちゃ至近距離まで近づいてるってとこ。何で誰も気がつかないのー?ラプトルでそれどころじゃなかったのかも???
ということで、☆5つ。
スピルバーグって、ほんとにすごいなぁ。
コメント
1 ■無題
そうそう、あれだけ振動してコップが揺れたラりしてたのにね(笑)
サム・ニールは自分の中では、オーメンの印象が強くて。
http://ameblo.jp/aero58/
2 ■◎25¢さん
あのコップの水は恐怖ですよね。
サム・ニールってオーメン出てたんですか。
わたし、ホラー映画はほんっとにダメなんです。
オーメン1で神父様が串刺しになったのを見て絶句。
今でも脳裏に焼きついています。
http://ameblo.jp/flower51/