『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』

あらすじ

探偵（大泉洋）がよく行くショーパブの従業員で、友達でもあるオカマのマサコちゃん（ゴリ）が殺害される。捜査が進まない中、「マサコちゃんは政界の闇に触れて殺された」といううわさを耳にした探偵のもとに、彼を尾行してきた女（尾野真千子）から事件究明の依頼が舞い込む。友達の死の真相を探るため、探偵と相棒の高田（松田龍平）は、再び札幌ススキノを駆け巡る。

公開直前（直後？）、テレビで「探偵はBARにいる」やってたんだよねー。観ておけばよかった。前回出ていた面々も2に出てて、「あれ、この人どんな役だったっけ」って思っちゃったのが残念。これから観に行く人は予習していった方が楽しめると思いますよ。

相変わらず、探偵の名前はわかりません。ずっと「俺」。相棒の高田も飄々としています。高田、ついこないだは馬締くんだったじゃないか→ご参照

前回は俺と高田が敵に囲まれると「やられちゃう！」ってドキドキしてたけど、今回は安定の強さ。暴力シーンがある映画ってあんまり好きじゃないのに、この映画だけは「やってしまえ」って思っちゃう。無駄に強いんだよね、高田（笑）。

ストーリー的には続編ということもあって、たぶん観客の期待値が上がってしまったんだと思う。面白いんだけど、ちょっと狙いすぎかな、って思うシーンもあったり。大倉山スキー場のジャンプ、あれはいくらなんでもね。合成っぽいのもわかるし。でもエンドロールで船木和喜さんの名前を見つけたので、もしかしたら船木さんが実際に飛んでたのかも。

まぁねー、ご時世だからなんでしょうけど、とにかくなんでもかんでも震災とか原発とか絡めるのやめてほしいわ。一番わかりやすいモチーフだっていうのも理解できるんだけどね。

序盤でこりゃお子様には見せられないなっていうシーンもあります（笑）。なんか指定ついてないの？だいじょぶ？

ということで、☆4つ。
パブのママ役の篠井英介さんの細さときれいさにびっくり。この方の女装を見たのはなにかの深夜番組が初めてでした。