ライトスタッフ

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ライトスタッフ
『ライトスタッフ』

あらすじ

米ソ両国が世界の覇権を競う中、ソ連がスプートニク1号の打ち上げに成功。アメリカ政府はその報に驚愕し、国家の威信をかけて有人宇宙飛行プロジェクト「マーキュリー計画」を発動、急遽宇宙飛行士候補生を募ることとなる。そして、人類初の音速飛行を成功させたチャック・イェーガー(サム・シェパード)をはじめとする超エリートたちに白羽の矢が立った。

ライトスタッフ

飛行機好き、宇宙好きにはたまらない映画「ライトスタッフ」@午前十時の映画祭。いやー、ワクワクしたねぇ。

以下、ネタバレあり。

なんだって人間は宇宙にまで行かなくちゃいけないのか、わたしにはさっぱりわからないけれども。地球から天体望遠鏡で星を眺めてるだけじゃダメなのかね。ダメなんだね、きっと。そりゃわたしだって、宇宙から地球を眺めて、「地球はやっぱり青いんだねー!」とか言ってみたいけど。

これは「マーキュリー・セブン」と呼ばれる、NASAによって初めて選抜された宇宙飛行士たちの話。その選ばれる過程とかを垣間見ることができて、なかなか面白いです。

本当なら、初めて音速で空を飛んだイェーガーもマーキュリー・セブンに選ばれて然るべき人物なんだけど、選ばれない。なぜなら彼は大学を卒業していなかったから。肉体的要素はもちろん、学歴も必要なんです宇宙飛行士は。

実はわたしの知り合いに、宇宙飛行士のテストを受けた人がいて。残念ながら選ばれることはなかったんだけど、どんなに優秀でも適正ってやっぱりあるんだよね。ちなみにその時一緒にテストを受けていた日本人の中で、「絶対あいつが選ばれるよな」ってみんなで言ってた人が
本当に選ばれたそうです(野口さんだったかな?)。傍から見てもわかるんだね、そういう人って。

マーキュリー計画のために選ばれた7人のうち、誰かが人類で初めて宇宙に行く人間になるはずだった。だけどそのたった3週間前にソ連がボストーク1号を打ち上げ、ガガーリンがその人になってしまった。もうなんだか、国同士の意地の張り合いみたいになってました。

個人的にツボだったのが、そのソ連の動向を会議で伝えるために廊下をパタパタ走ってくるジェフ・ゴールドブラム!マーキューリー・セブンを選ぶ採用係としてあたふたする彼、かわいかった(笑)。

当時はスペースシャトルなんてものはもちろんなくて、人間1人がやっと乗り込めるサイズの宇宙船だった。だから宇宙に行けるのも1回につき1人だけ。

わたし、この映画は初見だったはずなんだけど、2番目に宇宙に行ったグリソム飛行士が帰還時に着水に失敗して、あやうく溺れかけるっていうシーンをテレビで観たことがあって。あ、このシーン知ってる!」って思った。あれはこの映画を放映していたのか、はたまた何かの番組の中で紹介されていただけだったのか。どちらにしろ、グリソムさんは不幸な人で、人命よりもカプセルの方が大事!っていうNASAの非情さを露呈してました。

誰よりも宇宙に行きたかったはずのイエーガーは、ラストで無謀にも普通の飛行機で宇宙を目指し(笑)、失速して墜落。でもパラシュートで脱出して命は助かる、というシーンで映画は終わります。宇宙にまで進出して、いったい人間は何がしたいのか。わたしは地球以外にも生物はいると思ってる。っていうか、いない方がおかしい。どうして「地球」にだけ生物が存在するなんて、言い切れるの?そんなのおこがましいよ。きっとどこかにはもっと文明が発達した星があってもおかしくはない。

だけど、「HUBBLE 3D ハッブル宇宙望遠鏡」という映画を観た限り、そんな星は未だ見つかっていないそうだ。

ということで、☆4つ。
宇宙から見た地球なんてちっぽけで、人間の悩みなんて取るに足らないものかもしれない、ね。

午前十時の映画祭 49/50本

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コメント

  1. 25¢ より:

    1 ■無題
    懐かしい、この映画。
    昔、LDで観ました(笑)
    http://ameblo.jp/aero58/

  2. はな より:

    2 ■◎25¢さん
    ロマンですよねぇ・・・。

    LD、懐かしい。
    わたしデッキ持ってないのにディスク持ってます。
    もう観ることはできないのだろうか・・・。
    http://ameblo.jp/flower51/

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