『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
あらすじ
17世紀フランス。銃士にあこがれを抱きパリにやってきたダルタニアン(ローガン・ラーマン)は、気が強く向こう見ずな性格が功を奏したか、あることがきっかけで三銃士の仲間入りを果たすことに。その後、フランス国王側近の裏切りで奪われた王妃の首飾りを取り返すため、イギリスへ向かうことになるが、彼の前には事件の鍵を握るバッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)と正体不明の美女ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が立ちはだかる。
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の3D試写会に行ってきました@TOHOシネマズ渋谷。開館と同時に指定席券と引き換え開始ってことだったので、渋谷勤務の友人に引き換えお願いしました。真ん中の良席で観られてラッキー♪多謝多謝。
わたし、三銃士が大好きなのです。フィギュアスケートのフィリップ・キャンデローロのフリープログラムに始まり(古っ!)、ディカプリオの「仮面の男」、三谷幸喜の人形劇版などなど、ことごとく好きです(でも原作読んだことないのー)。
左からアトス、ポルトス、アラミス。んー、アトスが好きかも。
さすが、バイオ・ハザードの監督(ミラジョヴォのパートナー)が撮っただけあって、彼女の見せ場はたっぷり。
有名なセリフ、「All for One, One for All!」って、うちら世代にはスクール・ウォーズの方が鮮烈じゃないですか?(笑)
しかし言わせていただくとですね、なんかもう、空中版「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」なのですよ。ブラックパールとフライング・ダッチマンが飛行船に変わって、ジャックとデイヴィ・ジョーンズがダルタニアンとその敵。敵の倒し方までそっくりなんだもん。観ていて「なんじゃこら」と思ったよ。
しかも、使われている音楽までそっくり!エンドロールでハンス・ジマーが音楽作ったのか確認しちゃったもん。全然知らない人が作ってたけど、あれは思いっきり意識して作曲してるんじゃないかなぁ。
パイレーツファンなら、絶対なにかしら引っかかると思う。オーリーの動きだって、なんとなくジャック・スパロウっぽいし(キース・リチャーズっぽい、と言えばセーフなのか?)。
しかも、終わり方が卑怯(笑)。こりゃもうシリーズ化決定なのね、っていう終わり方です。これで続かなかったらどうするの。あんな中途半端じゃ納得いかねぇ。
そして、ダ・ヴィンチなんてほっとんど関係ないです。なんでこんな邦題にしちゃったの。
いろいろ言ってますが、映画としては好きでした。久々に「3Dで観るべし!」と思った映画です。というか、2Dで観ても面白くないと思うよ、これ。3Dで観る用に作られてるんだもん。できるならもう一度観たかったけど、字幕版3D上映してるところって、TOHO以外であんまりないのね。残念。吹き替えはイヤだもーん。
ということで、☆4.5。
先端恐怖症の方はお気をつけくださいませ。