<3D>華麗なるギャツビー

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華麗なるギャツビー
『華麗なるギャツビー』

あらすじ

ニック(トビー・マグワイア)が暮らす家の隣に建つ、贅を凝らした宮殿のような豪邸。ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)と言葉を交わす仲になる。どこからやって来たのか、いかにして莫大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ。

華麗なるギャツビー

公開初日に行ってきました、「華麗なるギャツビー」。こういう映画を3Dってどうなの、と思いましたけど、意外にもすごく楽しめました。

あんまり3Dは得意ではないんですが、この映画は3Dで観てよかったなと思いました。今までにない感じの立体感で、奥行きもあれば飛び出す感じもある。特に飛び出す方は飛び出しすぎて、わたしの両脇を映像がザーッと流れていった。びっくりした。今はなき天保山サントリーミュージアムで「HUBBLE 3D ハッブル宇宙望遠鏡」を観た時みたいな、映画の中に入り込んでる感覚。

パーティーシーンは圧巻です。とにかく豪華絢爛。ドレスはPRADA・ミュウミュウ、宝飾はティファニー、メイクアップはM.A.C.と、女の子の心をわしづかみです(ぎゅっ!)。

毎夜繰り広げられるド派手なパーティーはいったい何のため?その資金源はどこから?ジェイ・ギャツビーという人物の背景がわかるにつれ、もうなんて愛おしいんだろうこの人は、と思いました。

バッチリ書いてある映画サイトもあるので書いちゃうけど、ギャツビーがパーティーを開く理由、それは自分が戦争に行っている間に大富豪のもとへ嫁いでしまった恋人のデイジー(キャリー・マリガン)の気を惹くため、なんです。これだけ毎日バカ騒ぎやってれば、彼女の耳に入らないわけがない。そうすればそのうちパーティーにやってきて、再会することができるだろう、と踏んでいるわけ。

あああ!なに草食系男子みたいなこと言ってんのディカプリオっ!!!!

これも予告編で流れてたから書いちゃうけど、ジェイとデイジーはニックの計らいで再会しますが、その時のジェイの挙動不審っぷりったらもう、ひどい(笑)。大富豪でも、貧乏人でも、とにかくなんでも人は恋に落ちたらどこかしらおかしくなるものなんですよねぇ。

ディカプリオがこういった恋愛映画に主演するのは『タイタニック』以来15年ぶりだそうです。確かにあれ以降、なんだか無骨な男とかギャングみたいなのが多かった気がします。でも、この映画は『タイタニック』のジャックっていうよりは、『ロミオ+ジュリエット』のロミオって感じだね。同じバズ・ラーマン監督だし。スタイリッシュな音楽や映像で、原作のいいところを生かせてるんだかなんなんだか、よくわかんない構成(笑)。嫌いじゃないけど。『ムーラン・ルージュ』もけっこう好きでした。ニコール・キッドマン、歌上手だった。あとユアンもね♪

あの頃に比べると、レオはだいぶ歳取った感は否めないですねぇ、さすがに。

華麗なるギャツビー

でもねぇ、この笑顔がなんとも・・・。

これがギャツビーの初登場シーン。明らかに作り笑顔で、後ろではバンバン花火が上がっていて。映画始まって、なかなか出て来ないんですよ、ギャツビー。やっと出たと思ったらこんなシーン。なんなのこの人、ものすごい存在感なんですけど。なにからなにまで、謎。

デイジー役にはスカーレット・ヨハンソン、キーラ・ナイトレイ、ナタリー・ポートマンなどなど見るからに気の強そうなAランク女優が名乗りをあげていたそうですが、キャリー・マリガンがオーディションの時にレオとのキスシーンを演じ、その後レオが「彼女がいい」といってキャリーに決まったそうです。なんでもデイジーは

「完全な庇護本能を掻き立てられる温室育ちの花でなければならない」

そうで、キャリーはそれにぴったりだったんだとか。いいなぁ、そんな風に言われてみたいね(笑)。

華麗なるギャツビー

30年前くらいにロバート・レッドフォード主演でもギャツビーは映画になっていて、そっちも観てみたいなと思いました。朝10とかでやってくれないかな、来年あたり。ていうか今年やれば話題になったのに。

ということで、☆5つ。
2Dでも観てみようかなー。

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