ブルックリン

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ブルックリン
『ブルックリン』

あらすじ

アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ(シアーシャ・ローナン)。町の食料品店で働く彼女は、意地悪な女店主にこき使われながらも、どうすることもできな閉塞感に苛まれていく。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカへと渡る。過酷な船旅を経て、ようやく新天地となる大都会ニューヨークへと降り立ったエイリシュ。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送る。しかしなかなか新生活に馴染めず、辛い日々が続く。そんな中、ダンスパーティで知り合ったイタリア系の好青年トニーと付き合うようになり、少しずつ自信を取り戻していくエイリシュだったが…。

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シアーシャ・ローナン、大人になりましたよねえ。

初めてシアーシャを見たのは、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『つぐない』。当時まだ13歳。『ラブリーボーン』とか『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』とか。最近だと『グランド・ブダペスト・ホテル』ですね。すっかり大人の女優さんになりました。

アイルランドの小さな町で暮らしていたエイリシュは、この暗い閉鎖的な環境に嫌気がさし、姉の手助けもあってアメリカへ渡る決心をする。詳しい時代がわからないけど、アイルランドからアメリカへ船で渡るくらいだから、タイタニックと同じくらい、1800年代後半とかかな?

アメリカでは言葉は通じるものの(こういうのって日本人からするとほんと羨ましい。自分の母国語がそのまま海外で使えるっていう感覚がわからない)、やはり文化の違いは大きい。高級デパートに勤めながら下宿生活を送るエイリシュは、アメリカ人の同居人たちからもちょっと小バカにされがち。

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そんなある夜、嫌々出かけて行ったダンスパーティーでイタリア系の青年トニーと出会う。最初はトニーからの熱烈アプローチにとまどっていたものの、エイリシュも次第に彼に惹かれていき2人は付き合うように。そしてそのままの勢いで結婚。

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しかしアイルランドに残してきた家族に不幸があり、エイリシュは一時帰国することに。トニーは気が気じゃないわけです。もしかしたらそのままアメリカには戻ってこないんじゃないかって。

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そんな予感は見事的中。エイリシュはアイルランドで初恋の人と再会し、結婚している事実を隠したままその人と一緒に遊びに行ったりドライブに行ったり。

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エイリシュはそのままアイルランドに残るのか、それとも愛する人の待つアメリカへ戻るのか。揺れる女心を描いた映画です。

アメリカに来たての頃のエイリシュはあんまりあか抜けてなくてどことなく田舎臭いんだけど、デパートの上司や意地悪いハウスメイトのおかげで少しずつ洗練されていく様子がなんかよかった。

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自分の生まれ故郷を捨てるってなかなかの決心がいると思うけど、それを支えてくれる存在がいればやっていけるのかな。でもトニーってあんまりかっこよくないんだよね・・・。

淡々と過ぎて行くストーリー、それほど盛り上がりもなく若干眠くもなりましたが、わたしはこれからもシアーシャ・ローナンの成長を見守っていこうと思います(?)。

ということで、/5
昔のデパートのレジがなかなか面白いのでそこは必見。

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